勝己くんを守らせてください！！！（ヒロアカ） (ページ47)

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俺の意思ページ47

～爆豪勝己side～

『あ、待って！』

Aが俺の腕を掴む。

『あの、私のせいで、ごめんなさい。』

爆「あ゛？」

なんで謝るんだコイツは、そこは「ありがとう」だろうが。

『私があの時ちゃんと前を確認していれば…もし、本当のヴィランとの対戦だったら私を庇ったことによって勝己くんがやられてた。』

爆「っ！」

俺はAにそう言われて思い出した。

Aは何度も実戦をしている事を。

爆「そんなんで落ち込むなうぜぇ！練習で良かったじゃねぇか。」

俺は正直今回の試合でAに攻撃するのをためらっていた。

この前こいつを守りてぇって決めたばっかで敵とか…

試合には勝つ気で居たが行動ではどうしてもAに攻撃出来ないでいた。

『確かに…練習でよかった。今回は勝己くんと敵だったけど本来なら勝己くんは仲間だもんね、その時は私が勝己くんを守る！』

爆「あ゛？何言ってんだテメェ！！」

『え…？』

お前が俺を守る？バカ言うな。

爆「お前は俺に守られてればいいんだよ！！」

俺はAに近づきそう言う。

『え！？でも、今回の練習みたいに敵同士の時は…』

爆「んなの知るか！敵にならなきゃいい話だわ！」

『えぇ！？そんな無茶苦茶な…汗』

爆「ふっそんなん良いから帰んぞ。」

焦っているAを鼻で笑い掴まれてる腕を離し、しっかり手を繋ぐ。

『か、勝己くん！手…』

爆「あ゛？お前がまた前見てなくてぶつからねぇ様に俺が引っ張ってってやるよ」

『そんな事しなくたって大丈夫だよ！！』

爆「俺がしてぇんだよ黙ってろ！！」

恥ずかしがるAを無視してそのまま教室に戻った。