勝己くんを守らせてください！！！（ヒロアカ） (ページ46)

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ビリビリッ！

電気くんの放電は先読みで読めていた！

私は羽でガードして、一気に間合いを詰める。

『よっ！』

上「冷たっ！！え！？前が見えない！！」

あらかじめ取っておいた2本の羽を電気くんの目に貼り付ける。

『私の羽、熱くしたり冷やしたりするとくっつくの！ごめんね！』

一応電気くんに説明をして私は先を急ぐ。

常闇くんの事は気になるけどとりあえずオールマイト先生の所に行けば勝ちだ！

爆「おい！テメェ逃げんな！！」

『え！？追いついたの！？』

後ろを見ると勝己くんの姿が

いくらなんでも速すぎるよ！もっとスピード上げて逃げ切るしかない！

『あっやば！』

爆「っぶね！」

後ろを向いていた私はスピードを上げようと前を向くと目の前には歩道橋が、

ドンッ

『え！？』

一瞬の出来事で全く分からなかったけど、気づいたら勝己くんが私に覆いかぶさった状態で倒れていた。

『か、勝己くん！？大丈夫！？』

気を失ってる…私を庇って…

オ「爆豪少年！！大丈夫か！直ぐに保健室に運ぼう！皆すまないが今日の授業はここまでだ！」

授業は慌ただしく終わり更衣室で着替える。

耳「爆豪大丈夫なのかな？」

麗「Aちゃんが歩道橋にぶつかるかと思って焦ってたら爆豪くんがAちゃん守って…」

『私のせいで…』

八「Aさんのせいではありませんわ！」

葉「そうだよ！事故だから仕方ない！！」

蛙「あんまり自分を責めちゃダメよ？」

皆が私を元気づけてくれる。

芦「帰りに保健室寄ってみたら？」

『確かに！そうしてみる！』

私は急いで着替えて帰る支度を済ませて保健室に向かった。

ガラ

『勝己くん！』

爆「あ？」

保健室に入るとカロリーバーを食べてる勝己くんの姿が。

『大丈夫！？思いっきりぶつかってたから！』

爆「こんなもん大したことねぇ。」

カロリーバーを食べ終わった勝己くんはベットから降りて保健室を出ようとする。

『あ、待って！』