勝己くんを守らせてください！！！（ヒロアカ） (ページ35)

今日:10 hit、昨日:2 hit、合計:50,266 hit

突然の名前呼びページ35

麗「Aちゃんってなんで皆のことさん呼びなん？」

休み時間お茶子ちゃんが突然そう言った。

耳「私もそれ気になった！ヤオモモはお嬢様だし何となくわかるんだけど、どうして！？」

『えぇ！？特に意味は無いんですけど…癖？』

上「あと敬語な！そろそろやめよーぜ！」

麗「うんうん！もう皆のこと下の名前で呼ぶとかさ！ニックネームとか！」

『うーん…じゃあ頑張ってみる！』

上「おっ！じゃあ試しに俺と話そー！」

私は椅子ごと横に向き上鳴くんと向かい合わせになる。

『うん！電気くん！えっと、次の教科なんだっけ？』

上「え！？つ、次はー…なんだっけ？」

耳「もぉ！Aに普通に話されて緊張してんじゃないよ！！」

上「いや！だってなんか慣れなくてー！」

轟「Aこれ、この前言ってた」

『あ！ありがとう焦凍くん！』

この前病院にお見舞いに行った時焦凍くんに頼んでおいたお土産を受け取る。

上「轟の事は普通に下の名前で呼ぶんだよなぁ」

轟「何の話だ？」

芦「ねぇねぇA！爆豪の事、勝己くん♡って呼んでみてよ！！」

三奈ちゃんがトイレから帰ってきた爆豪さんを指さしニヤニヤしながら言う。

『えぇ！？私、怒られないかな…？』

芦「大丈夫大丈夫！！ほら！来たよ！」

私は怒られないかビクビクしながらも席を立ち爆豪さんの方へ向かう。

『か、勝己くん…』

爆「あぁ゛？誰……だ……。」

私の声に反応し、勢い良く振り向く爆豪さんと目が合う。

芦「あははは！！爆豪固まってるー！」

上「爆豪お前！！ハチニー坊やの次はピュア坊やかよ！！ぎゃはは！」

大爆笑している2人を無視して爆豪さんは私から目を話さない。