勝己くんを守らせてください！！！（ヒロアカ） (ページ4)

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戦闘開始ページ4

黒霧さんの個性により私達は雄英高校に来た。

黒「先日頂いたカリキュラムではオールマイトがここにいるはずなのですが…」

死「どこだよ…せっかくこんなに大将集めたのに平和の象徴…いないなんて…」

弔君が残念そうに言う。

死「子どもを殺せば来るかな？な？A？」

『っ！弔君っ来る！』

私は頭のリングを目にかざし先読みを始めた。

なに！？あの人、早い！

3秒後の未来が見える私の個性で見ると首に包帯を巻いた人は既に下に降りてきている。

『2人やられる。あの人もやられる。あの人もっ！』

今まで戦ってきたどの人よりも素早く動いて全く着いていけない。

3秒なんてなんのハンデにもならない…

死「嫌だなプロヒーロー、有象無象じゃ歯が立たない」

『っ！』

弔君がそう言って横目で私を見て優しく手を握った。
弔君の目が、手が私に大丈夫と言っているようだ。

落ち着け私。周りをよく見ろ。大丈夫。

『っ！黒霧さん生徒たちが！』

黒「了解しました。」

上を見ると3秒後生徒たちが逃げていこうとしている姿が見え、急いで黒霧さんに伝える。

黒霧さんは瞬時に生徒たちがいる方へ行く。

死「あっちは黒霧に任せよう。作戦通りやってくれるさ。さァこっちはこっちで楽しむよ…」

『弔君。あの人個性を消してる。私あの人に見られないように羽に隠れながら伝えるね。』

死「Aは天才だなァ…わかった。よろしくね。」

私は言った通り自身を羽で囲み隙間から先読みする。

死「ﾁｯこのままだと全員やられるなァ」

まだ戦い始めてから10分も経っていないのに既に半分やられてしまっている。

『でもあの人、一アクション終える事に髪が下がる…』

死「！！やっぱりAは天才だ！！」

弔君は何かに気づいたのか嬉しそうに笑う。

『弔君。行くよ…今っ！』