勝己くんを守らせてください！！！（ヒロアカ） (ページ21)

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轟さんと爆豪さんの試合は…爆豪さんが勝った…

でも爆豪さんは納得いってないみたいで、多分轟さんは左側の個性を最後まで使わなかったから。

表彰台で爆豪さんは手錠をさせられ、口輪をさせられ、大暴れしながらの表彰式になった。

『皆さん！お疲れ様です！！』

私は羽で冷やしておいたスポーツドリンクを皆に渡す。

切「お！サンキューな！」

八「Aさん！ありがとうございます！」

皆かっこよかったなぁ！！

『あ！爆豪さん！1位おめでとうございます！』

爆「…。」

爆豪さんにスポーツドリンクを渡すも私の顔をじっと見つめバツが悪そうな顔をする。

『…？』

爆「…かっこわりぃ…ﾎﾞｿ」

『？かっこよかったですよ！』

爆「どこがだよ！！半分野郎は炎を使わなかった！クソデクには出来て、俺にはしなかった！こんなの完璧な1位なんかじゃねー！！」

爆豪さんは悔しいのか手を握り締めながらそう言う。

『私的には爆豪さんが圧倒的な強さで轟さんとの勝負に勝ったんだなって思ったんですけど…』

爆「何見てたんだテメェは！？」

『爆豪さんに言われた通りちゃんと爆豪さんを見てましたよ！』

私は爆豪さんのほっぺたに冷えたスポーツドリンクを押し付けて強気でそう言う。

『爆豪さんの動きは完璧でした！完璧で、隙がなくて、轟さんは左側を使わなかったんじゃなくて使えなかったんだと見てて思いました！』

爆「…なんだそれ」

『今の時点では爆豪さんが上ですけど今度もし轟さんが左側の個性を使えるようになっちゃったら、それでも爆豪さんは勝てるのかな…もしかして負けちゃうかも！！』

爆「あぁ゛？テメェ俺をバカにしてんのか！！今回も次も俺が圧勝だわ！！見てろ！！」

爆豪さんの目にさっきまで無かった光が入る。

そして私があげたスポーツドリンクをガブガブと飲み教室に戻って行った。