勝己くんを守らせてください！！！（ヒロアカ） (ページ12)

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『よし、これでもう大丈夫ですよ！』

男子「あ、ありがとうございます////」

私とリカバリーガール先生が治癒している間にレースはクライマックスを迎えようとしていた。

『爆豪さんと轟さん…！？』

リ「あぁ、前に進みながら揉めてるねぇ」

2人ともかすり傷だけど怪我も多くしてるのにそんな状態で！

他の後ろの人達も皆傷だらけだ…

プ「緑谷ー！抜いたー！！」

『え！？緑谷さん！？』

後ろの方からすごい爆風とともに緑谷さんが2人を抜いた！

そのまま落ちていくも今度は2人を踏み台にしてもう一度爆風で吹っ飛ぶ。

そのままなんと1位でゴールしてしまった。

『す、凄い！！後ろの方に居たのに一気に1位でゴールした！！』

モニターに釘付けな私を見てリカバリーガール先生は「ほら早く会場戻って皆の治癒するよ！！」と急かす。

爆「クソがっ！…」

私は会場に行きベンチに座る爆豪さんの元に行く。

『あの、左腕痛いですか？』

爆「あぁ゛？痛かねーよこんなん！！」

『嘘です。さっきから左腕触ってますよね、私に見せてください！』

爆「うるせーんだよ！！」

爆豪さん、ライバルの緑谷さんに負けて相当悔しそう…

『私、ワクワクしました！』

爆「あ？」

『皆が本気で1位を目指してて、全力でレースしてて、見ててワクワクしたんです！』

爆「…何が言いたい。」

眉間にシワを寄せて私を睨む。

A組の皆がソワソワしながらこっちを見てる。

『私の予想は、このまま緑谷さんが1位で勝つのかなって思います！』

爆「あぁ゛？そんな事させるかよ！！俺が1位になるんだよ！！！」

『ﾌﾌ…じゃあこの左腕治さないと完璧な1位には慣れないですね！』

爆「…ﾁｯはよ治せやクソ天使。」

『はい！喜んで！！』

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耳「A凄くない！？あの爆豪にあんな事言えるなんて…」

上「俺白羽が爆破させられないかすげービクビクしたわぁ…」

緑「か、かっちゃんがあんなに素直に言う事聞くなんて…！！！」

A組の皆はAを凄く尊敬しましたとさ(^^)