キツネ飼育員は私です。【稲荷崎】

課題 ページ7

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侑
「…分からんわ。数Bなんて消えてしまえ」



治
「なんやねんベクトルって」




私たち2年スタメンは私の家で勉強会




ほんと、綺麗に皆顔を机に伏せている




ダメだな



『おい、倫太郎頭いいんじゃないの？』



というと倫太郎は顔を上げて



角名
「…は？俺が頭いいとでも…？

あほか。俺頭良かったら今頃起業でもしてるよ。」



いや起業て。倫太郎そんなことしないでしょ。



私は英語のお勉強




単語覚えるの嫌いなんですはい！！！！




なんやねん読み方すら分からなくなるわ





『…共通言語が日本語ならいいのに…』





銀島
「お前が1番やべえよ。」



まあ俺もやべえけどな




とツッコミを入れる銀島



まともなのはこいつしかおらん！！！




『むりやあ〜


はよ部活しよや〜』



侑
「Aもやろーや！

アランくんとか呼んで3対3しよや〜！！！」



治
「課題終わったらにせぇよバカツム」



侑
「なんやと！！！！ボケサム！！！！！」



とまた取っ組み合いの喧嘩になる



北さんおらんのに…



なので、動画にとった北さんを見せる


北
《おい、なにしてんねん。また喧嘩しとんのか？》


侑
「あっ、その…」


治
「イ、イエ」



北さん
《余裕そうやな。》


侑
「うわーーーーん！Aのばかぁ！！！！！」


治
「もう知らへんでーーーー！！！」





『一件落着？』



銀島
「なわけあるかぁ！！！！！はよ捕まえー！！！」



『アイアイサー！！』

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