・ ページ16
Aside
やっぱり。
予想はしていても、なんだかこれからが怖くなる自分がいる。
みんなはどう思うんだろう?
これを見て。
ファンである8号車の存在は、
本当の本当に大事なものだってのは
もうちゃんと分かってる。
晃一がスマホをいじりながら、
ちらりとこっちらを見てくる。
何てみんなは反応するの?
何て声をかけようっていうんだろう。
晃「何お前ビビっとんの?」
スマホをわきに伏せて置くと、
微かに笑ってこちらに向き直る晃一。
「ビビってるわけじゃ、」
嘘だ。嘘だけど。
こんな気持ちでいることは本当は表に出しちゃいはず。
晃「お前ツイッター見たんやろ?
わざわざハッシュタグ超特急って付けて検索して。」
画面見えてたの…?
少し弱気になってるのは本当。
だけどそんなのらしくないから、
晃「今どうこう心配してる8号車そりゃおるやろな?
でも、絶対に心配無用だったなって言わしたればええやん?」
晃「俺らに女だろうと関係ないて教えてくれた時みたいに、教えてやったらええやん」
118人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Rim@ | 作成日時:2018年8月14日 12時