検索窓
今日:4 hit、昨日:12 hit、合計:9,841 hit

お弁当 ページ3

みかん「あ〜!
もう〜お母さん!!
また緑ばっかりじゃん!!」

母「何よ!?
野菜ばっかりで何が悪いのよ!
野菜は体にいいんだから!!」

みかん「だからって!
ほうれん草のおひたしや煮物の残りとかじゃ皆に笑われちゃうよ!!」

不知火「何騒いでるんだ?」

みかん「あ、お兄ちゃん
ねぇ、聞いてよ〜!」

不知火「なんだ?」

みかん「お母さんの作るお弁当、いつも緑か茶色ばっかりなの〜!」

不知火「はぁ?
んなもん、自分で作ればいいじゃん」

みかん「へ?
お兄ちゃん、いつも自分で作ってるの!?」

母「不知火はいつもそうよ
小学校に入った頃から自分で作りたいって言って聞かないんだもん
今じゃすっかり板に着いたわよ」

みかん「えぇ!?」

不知火「なんなら、俺が朝作ってやろうか?」

みかん「···お、お願い···しようかな?」

〜翌日〜

みかん「昨日はあんな事言っちゃったけど···
お兄ちゃんの弁当って初めて···」

パカッ

弁当を開けると桜でんぷんや海苔でうさぎの輪郭と耳の色を作り可愛らしいプチトマトや卵焼きに可愛らしいウサギリンゴの入った弁当になっていた

みかん「えぇー!?
か、可愛い···!?」

「あれ〜?
みかんのお弁当、可愛いじゃん
お母さんが作ったの?」

みかん「へ?
あ、いや···これはうちのお兄ちゃんが···」

「お兄さんが作ったの!?
可愛い〜!」

「良いなぁ〜
うちのお兄ちゃんなんかこんな可愛いの作ってくれないよ?」

みかん「···///」

〜帰宅後〜

不知火「···この服、いいなぁ〜
今度買うか」

みかん「お兄ちゃん!!」

ゴスッ!!

不知火「ごふぅ!?
い、いきなり背中に飛び乗るなよ···!
なんだよ!?」

みかん「また、お弁当作って下さい〜」

不知火「はぁ?」

みかんはすっかり兄弁当にハマってしまったのであった

みかんの友人→←プロローグ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
40人がお気に入り
設定タグ:あたしンち , 兄弟 , 愛し愛され   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:夢猫丸 2代目 x他1人 | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年10月18日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。