7.呪言という力(3) ページ10
｢これが、呪言の力か｣
｢トリカブト｣
｢だからお前は特定の単語でしか言葉を発せない、発してはならないのだな？｣
私の言葉は呪いだ。兄貴も同じだけれど。
言葉を発すればそれは現実となる。
｢止まれ｣と言えば止まるし｢爆ぜろ｣と言えば相手は爆散する。
だから無闇に言葉を発せない。発してはならない。
｢なんて強力な個性だ……言葉が現実になるなんて、どこまで現実に……？ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ……｣
モサモサ頭の……確か緑谷くんと言ったか、
緑谷くんが何やらブツブツと喋りはじめた。
｢すっげーな！無敵じゃん！｣
｢その個性なら安全にヴィランを捕縛できるわね｣
｢個性抜きでもすげー強かったしな｣
口々に賞賛の声があがる。
良かった。怖がられてはいないらしい。
周りが｢個性｣というもので溢れた、特殊な世界観だからだろうか。
それともこの子らの人がいいのか。
｢キョウチクトウ…｣
呪術高専のみんなを思い出す。
彼らは今目の前に居るA組のように、私や兄貴を怖がることは無かった。
なんだか面映ゆく感じてしまう。
早く、高専の皆に会いたいな
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(・ω・)ﾆｬｰ - 性癖なら仕方ない。性癖なら仕方ない。(鼻血)(*-∀-* ) (2022年4月23日 15時) (
レス) @page38 id: c5e6681fe0 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - 僕はスズランが好きですね。理由？花言葉が再び幸せが訪れる（幸せの再来）・純粋だからです！ (2022年4月19日 21時) (レス) @page39 id: c7d9065f1d (このIDを非表示/違反報告)
Akari_0398(プロフ) - この後、狗巻くんもこっちの世界にトリップしたりしませんかね?!番外編とかで大丈夫です!! (2022年1月27日 18時) (レス) @page39 id: ae75361447 (このIDを非表示/違反報告)
ﾋﾟｮｴッッг(^р^г ) - 横から失礼します。作品最高っス！ところで推しが頬に返り血ついてるとか、全身傷だらけで吐血したりすんのってエッッtですよね(早口)(遺言) (2021年2月27日 17時) (レス) id: 56fc116dbb (このIDを非表示/違反報告)
ぱらら(プロフ) - 名も無きウルクの民さん» 後出来ればでいいので普通に呪術廻戦のを作って欲しいです！(出来ればでいいので） (2021年1月24日 0時) (レス) id: 528bfd8f20 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名も無きウルクの民 | 作成日時：2020年11月22日 20時
