6-降谷零side- ページ7
政略結婚をして一年後
俺の前に突如現れた妻の茉優。
正直に言おう、俺は茉優に一目惚れした。
政略結婚なんてどうせ、めんどくさいだけだろうと思っていたが、彼女の顔を見て、彼女と未来を共に過ごしている自分が想像できた。
直感で結婚したいと素直に思った。
そして婚姻届を提出し、茉優に会おうと思った時、大事件が起き、いつ死んでもおかしくなかった。
それに俺を狙った事件で、彼女の命もなくなるかもしれなかった。
だから俺は彼女に顔も出さず、プロポーズもしなかった。
そして今、事件も解決し仕事も落ち着いてきたから、彼女に会いに行こうと思っていた。
なのに、彼女から俺の前に現れ離婚してほしいと言う。
そりゃ1年も会わないでほっといたら、離婚してほしいよな。
正直に事件のことを言うべきか?
いや、そしたらもっと彼女を危険に晒してしまう。
組織がいつ俺たちの関係に気づき、手を出すか分からない。
だから理由を伏せ離婚はせず、影から彼女を守ろうと決めた。
すまない茉優、こんな方法でしか守ってあげられなくて。
いつか俺しか考えられないようにし、温かい家庭を作ろう。
お前はいつか俺を好きになる。
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明里香(プロフ) - 1話、「警視庁公安部」と「警察庁」の両方出てきていますが、どちらですか? (2019年10月13日 9時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:利香信者 | 作成日時:2019年5月27日 12時