初めまして降谷さん、離婚してください。 (ページ42)

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零side

間一髪で爆弾を解除し終わり、コナンくんと合流した。

コナン「安室さん！大変！黒の組織がヘリコプターで観覧車を襲ってる！ゴンドラには元太たちも、茉優お姉さんもいるんだ！」

茉優が！？

黒の組織が狙うと言ったら、茉優かキュラソーしかいない。

しかし、俺がノックでないことを分かっているはずだから、キュラソーを狙っているのだろう。

しかし一刻も早く止めないと、観覧車の中の人達だけでなく、外にいる人達にも被害が及ぶ。

なんとかしなくては。

貴方side

観覧車で1人でいると、上の非常口から記憶を失っている彼女が来た。

見た感じ、記憶が戻ったみたい。

キュラソー「いい？外は危険よ。絶対にここから出たらだめ。今、公安とFBIが対応しているから。」

零くんは大丈夫なの？

『わかりました。報告ありがとうございます。』

キュラソー「礼を言うのは私の方よ。あなた達と過ごした時間は楽しかったわ。あの組織にいるより、ここにいた方が楽しいわ。そう伝えといて。」

やはりあの組織の1人だったのね。

でもあの言い方からして、これから死ぬと言っているようなものじゃない。

けど子どもたちのために伝えなきゃいけない。

『ええ、約束する。』

キュラソー「ありがとう、貴方はここにいるのよ。」

そう言って彼女は非常口から外に出た。