39-降谷零side- ページ40
メールを送って少し、いや後悔した。
過去に、女1人守られなかった俺が茉優を守れる訳ないと思い、送ったが心の奥で茉優を最後まで守らないとという気持ちがある。
かつて愛し、結婚を約束した彼女に言われた、最期の言葉を思い出した。
『さようなら、零。次、愛した女性は絶対に守るのよ。』
あぁ、俺は馬鹿だ。
自分が公安というせいで命を狙われた彼女を守ることができず、愛してる女性を守ろうとしない。
今度こそ守らなくては。
もう茉優は俺が電話に出ないと思い、風見や、父親に連絡してるはず。
風見に連絡するしかない。
零「風見、ノックリストを盗んだ犯人は?」
風見「はい、茉優さんが犯人らしき人を見つけ連絡してくれました。今、警察病院で入院中です。」
零「犯人は公安が譲り受けるはずなのに、FBIが引かないんだよな?」
風見「はい、一応公安が保護しているのですが、FBIが譲れと聞かないのです。そして今、彼女の記憶を戻すため東都水族館の観覧車に向かっています。」
零「分かった、俺もそっちへ向かう。彼女を狙いFBIが先回りしてるかもしれないからな。」
風見「何か分かり次第連絡します。」
零「頼んだ。」
東都水族館、ここからならすぐ着く。
茉優を絶対守る。
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明里香(プロフ) - 1話、「警視庁公安部」と「警察庁」の両方出てきていますが、どちらですか? (2019年10月13日 9時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:利香信者 | 作成日時:2019年5月27日 12時