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降谷さんとの共同生活から2週間。
仕事も、外にも出ることが出来ないから、とても暇な状況。
唯一私の暇を潰してくれるのは、降谷さんの愛犬のハロだけ。
あとは、掃除とか洗濯、降谷さんのご飯を作ったり、例えるなら専業主婦みたいな感じ。
降谷さんは大体深夜に帰ってきて、朝の出勤も早いから、ご飯だけでも健康的な物を作らないとと思い、朝頑張って早く起きて、朝ごはんと弁当を作っている。
なんだろう、この新婚みたいな感じ。
だからと言って結婚なんてしないんだから!
気づけば5時半くらいで、夕食を作らないといけない。
降谷さんの分はいつも冷蔵庫に入れといて、温めたらすぐ食べられるようにしている。
夕食を食べ終え、皿洗いをしていると珍しく降谷さんが早く帰ってきた。
『早いんですね』
零「思った以上に仕事が早く片付いたからな」
そんな日もあるんだ。
たしかにお父さんもたまにそんな日があったな。
『オムライス…作ったんで食べますか?』
なんか新婚みたいで少し恥ずかしい。
零「あぁ、そうさせてもらう。だが、先にシャワーを浴びてくる。」
そういい、降谷さんは着替えを持ってシャワーを浴びにいった。
15分くらい経ち、シャワーを終え髪が濡れていて、妙に色気を漂わせている降谷さんが戻ってきた。
零「おぉ、美味しそうだな。」
オムライスを見るなり、褒めてくれる。
素直に嬉しい
『早く食べないと、冷めちゃいますよ?』
零「そうだな」
私の向かいの席に着き、オムライスを頬張る降谷さんを見ていると、新しい降谷さんの一面を見れた気がする。
わずか10分程度で降谷さんはオムライスをペロリと完食した降谷さんは、皿洗いをしてくれた。
いい旦那さんになれるな、そう思えた。
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明里香(プロフ) - 1話、「警視庁公安部」と「警察庁」の両方出てきていますが、どちらですか? (2019年10月13日 9時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:利香信者 | 作成日時:2019年5月27日 12時