初めまして降谷さん、離婚してください。 (ページ11)

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『んっ……』

目を開けると本。

変わった点は、寝る前にはなかったブランケットだけ。

赤井さんが掛けてくれたんだろう。

仕事いかないと。

時計を見ると6時くらいで、いつも起きる時間。

そして、今日は土曜日であることに気づいた。

今日こそ、降谷さんに離婚届けを書かせる

零「無理だと言っているだろう」

『私はその答えが無理です。』

零「それより、昨日は大丈夫だったか？組織に何もされてないか？」

心配してくれるなら、助けにきてよ

貴方、警察でしょ？

『大丈夫です。赤井さんに助けて貰ったので』

零「赤井に…！？その後どうした！？」

『赤井さんの家にお世話になりました。』

反応的に、赤井さんの敵というのは本当っぽい。

すると降谷さんは私の手を掴んだ

『な、何するんですか！？』

零「赤井の家に、妻がいるなんて許せない。」

『はぁ！？』

そう言って、降谷さんは駐車場にある車に私を乗せ、自分の家に連れてきた。

零「これは降谷零としての家だ。組織がいつお前を襲うか分からない。それまで仕事にも行くな。出かける時も俺がいる時か、俺が信用している人としかしない。わかったか？」

『仕事を行くなといわれても……』

零「俺たちの力で何とかする。その約束を守るなら好きにすればいい。離婚したいだろうが、お前の命が最優先だ。」

こうして、謎の共同生活が始まりました。