20と4つ目の約束〜過去〜 ページ32
no side
少女は他の子よりも早く言葉を覚え始め、意味を理解するようになった頃、少女に大きな異変が起きた。
ふと気づいたときにはもう遅く、少女は9度を超える高熱を3日に渡りだしたのだ。
病院なりなんなりと、こんな奴のためにとは思いつつお金を出し、対応を取り病院に投げた両親2人。
そして、熱が上がりきった暁には、少女のベッドの1部が硬く冷たく凍り付いていた。
その事に驚いた病院側はもちろん両親2人へ報告。
少女が氷を使えることを知ってしまった。
それを知ってしまった両親は、
母はキモチワルイと少女を拒絶、
父は人間味を離れた能力に違和感から暴力を。
少女は言葉をある程度理解してしまう。
母が言う拒絶の言葉も、暴力をふる際に言う暴言も、
全て理解してしまったのだ。
私は生まれてはいけなかった。
変な能力を持っているバケモノ。
髪や目も人間では無いバケモノ。
キモチワルイ存在。
生きてはいけない存在。
私がいると、両親に迷惑がかかってしまう。
自分の事だがわからない能力をも、わからないなりに抑えようと努力し、両親にワガママや口答えをせず、ただ目立たないよう1日1日を過ごした。
外に出ることを禁じられた少女は暗い部屋の中、一日が終わるのをまだかまだかと待つようになった。
母いわく、
外に出てもやることがない と、
近所の人に見られたら大恥だ と、
外に出てあの力が暴走したらどうするのか と、
多くの人間を怖がらせて何がしたいのか と、
多くのことを問いただされた。
まだまだ幼き小さい少女に何を言うかとも思うが、
壊れた母は何も思わない。
自分が可愛く、全ては己と愛する夫の為。
少女への愛などこれっぽっちもなくなってしまった。
少女は、母が変わってしまったのも、父が怒るようになってしまったのも、全ては自分のせいだと思うようになっていった。
自分がいるから母は悲しみ、
自分がいるから父が怒りに震え、怒鳴り手をあげる。
そして、自分がいるから両親に迷惑がかかってしまう。
幼い少女は、2人の発言と行動から、そう思う他なかった。
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カスミソウ(プロフ) - EMIKOさん» はーい！！待ってますね！！ゆっくりで大丈夫なので、えみこさんがかける時にお願いしますっ！気にしてないので平気ですよ〜こちらこそ申し訳ないです… (2019年4月2日 0時) (
レス) id: 9ef8fa1231 (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - わかりました!!出来上がり次第送ります!!夜分遅くすみません、、、 (2019年4月2日 0時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
カスミソウ(プロフ) - EMIKOさん» お！良かった！！では、『@4qaMsFoB8NitHrn 』にお願いしますっ！！ (2019年4月2日 0時) (レス) id: 9ef8fa1231 (このIDを非表示/違反報告)
EMIKO(プロフ) - やってます!!もちろんです!!自分も仲良くしてください!! (2019年4月2日 0時) (レス) id: 04697b5525 (このIDを非表示/違反報告)
カスミソウ(プロフ) - EMIKOさん» 送る場所……ううむ……Twitterとかやっていますか…？もしやっていればアカを教えるのでそちらに送っていただきたいです……！！(あわよくば仲良くしてください…っ) (2019年4月2日 0時) (レス) id: 9ef8fa1231 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：瑠璃唐綿 | 作成日時：2019年2月8日 10時
