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8話 ページ11
｢私の両親は幼い頃に離婚して、歳の離れたお兄ちゃんがいるんです。お兄ちゃんはお父さんに引き取られて、私はお母さんに引き取られました。そして中3の卒業目前に母が過労で亡くなりました。お母さんは、高校、大学に行けるぐらいのお金は残してくれていたので、バイトをしながら生活していました。だけど、1つのバイトじゃ生活できなくて、風俗とカフェとコンビニで働き始めました。なので、キスマがついていたんだと思います…
こんな、風俗で働いてるような女、嫌ですよね…｣
智洋｢嫌じゃないよ｣
｢えっ？、｣
智洋｢そんな若いのに大変やったんやな。｣
そう言って神山さんは私の頭をポンと触れた。
智洋｢風俗もコンビニもカフェも。辞めてええよ。｣
｢っ、でも！｣
智洋｢大丈夫。これでもアイドルやからw｣
｢！！！｣
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作者名：そると | 作成日時：2019年8月31日 4時
