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Ep.42 喫茶ポアロ ページ42

休日、喫茶ポアロは穏やかな午後を迎えていた。

カランと響くベルの音に梓と安室がそれぞれ入口へ視線をやる。

「こんにちはー!」

「あら、コナンくん! 今日は一人?」

「うん、蘭ねえちゃんもおじさんもいないからお昼はポアロでって。安室さんもこんにちは」

「こんにちは。ランチも落ち着いてきたから、好きな席に座って」

「はーい!」

カウンター越しにいつも通りの光景。注文したランチメニューを待ちながらアイスコーヒーに手をつける。

「……って言ってね! もう、ついこの間大変なことになったんだから安室さんにはもっと気を付けてもらわないとって!」

「あはは、ご迷惑かけちゃってすみません」

「全然反省してるように見えないんですけど!?」

コナンが苦笑いする前で梓が安室に詰め寄っていたとき、ドアが聞きなれた音を立てた。入店ベル。

「あ、いらっしゃいませ!」

「いらっしゃいまーす!」

「……って……」

「え?」

聞き覚えのあるその声に、コナンと安室が同時に振り向く。

「いらっしゃいますって……あ、Aさん!」

そこには────Aがいた。固まる二人に目もくれず笑顔でひらりと手を振る。

「えのちゃんどうもー。っていうか聞いてよ、ここんとこいろいろ仕事が立て込んでてさあ、ポアロ来るの久々……あれ? 江戸川くんもいるん────」

「ち、ちょっとAさんこっち!」

コナンが慌ててAの腕を引き、梓に背を向けて声を落とす。どれだけ眉根を寄せてでも真っ先に言うべきことがあった。

「……なんであんたポアロ来てんだよ!?」

「あはは、言うと思った!」

「言うと思った、じゃなくて!」

自然とため息が出る。思えば彼女はいつだって他人の計算外の行動を取りがちではあったが、敵にしろ味方にしろたしかに扱いは難しそうだと実感する。

「(公安はよくこの人を協力者として使ってたもんだな……)」

「だってもともと行きつけだったし、ケーキおいしいし、えのちゃんにもまた来るって言っちゃったし? 私だってたまには息抜きしたいわけよ」

「あのなあ……」

「なんのお話ですか?」

「お〜、どうもイケメンさん」

「安室です。……不用意に出入りされると困るな。君は梓さんや子供たちに情報屋であることが知られて……」

「あーっ安室さんもそういうこと言うんだ!? えのちゃーん、二人が私のこといじめるー!」

「え!? な、何かあったんですか?」

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上坂 - 夢主好き💛 (2023年1月19日 21時) (レス) @page14 id: f311cd81c1 (このIDを非表示/違反報告)
- 夢主好き💜 (2023年1月4日 18時) (レス) @page32 id: 5bd30ec6cb (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - ( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆(エモジシクジッタタメサイソウイタシマス) (2022年12月13日 3時) (レス) id: 6fdcf214e0 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - おめでとうございます!!!!!( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆ (2022年12月13日 3時) (レス) @page25 id: 6fdcf214e0 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - はじめまして!ほろにがクラゲ★様いつもの楽しみに読ませていただいております。本当にコナンの世界に出てきそうな感じの夢主さんでこれからの展開にワクワクしております。卒業試験頑張って下さい!! (2022年12月1日 15時) (レス) @page13 id: 33a5069289 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほろにがクラゲ | 作成日時:2022年11月25日 16時

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