【文豪ストレイドッグス】敦の姉はポートマフィアの一員で……

９話 ページ10

純度100％のAちゃんに調子狂わされる中也side←矢っ張りちょっと長い


俺は風呂から上がり、部屋着を着てリビングに戻る


A寝てんのか


Aは小さな寝息を立てて寝ている


………運ぶか？ベットに


ソファだと痛ェだろ


中也はAを姫抱きする


軽っ


『………ん……んぅ……』


Aは軽く寝返りをうつ


その時、微かに香るAの匂いと









俺の匂い


中「…………ｯ///」




って何照れてんだよ俺はｯ！！


落ち着けこいつは只の部下だ


怪力だけが取り柄のゴリラだ


中「落ち着けゴリラだこいつは只のゴリラだ落ち着け落ち着けゴリラゴリラゴリラ……」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

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なにか声が……貴女side


自分の身体が浮いた気がして、目を少しだけ開ける


うん、矢っ張り誰かに姫抱きされてた


って、中也かよ


なぜ私は中也に姫抱きされているのか分からない


ってなにかブツブツいってる………

中「落ち着けゴリラだこいつは只のゴリラだ……」






フフ……ゴリラって私の事？







フフフ……









ブチッ









『誰がゴリラじゃこのクソ帽子がぁ！！！！』



私を持ち上げている手を振り解き、思いっきり回し蹴りを食らわせる


中「うおっ！！」


が、流石マフィアきっての体術使い


ギリギリの所でかわされた


『おいコラ帽子私が寝てる所で堂々と悪口言ってんじゃねぇよ
前歯全部叩き割るぞあぁん！』


中「わ、悪ィ……って帽子って何だよ馬鹿にしてんのか！」


『貴方がついさっきまでやってた事ですけどぉぉぉ〜〜？？？』


中「手前………やんのか？」


『は？やんの？』


この後徹夜で喧嘩したのは言うまでもない

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