当たり前 ページ1
ス「それでは撮影は以上になります!お疲れ様でした〜」
「お疲れ様でした」
大「お疲れ様でしたっ!」
宏「ありがとうございました」
雄「お疲れ様っした〜」
慧「終わったー」
知「お疲れ様でしたー」
裕「ありがとうございましたァァァ!!」
光「お疲れ様でしたーっと!」
いつも通りのテレビ収録が終わり、
いつも通りのメンバーの声、
いつも通りのスタジオの雰囲気。
そう。
全てがいつも通り。
信じて疑わない、『当たり前の日常』
知「涼介ー、この後ご飯いこ」
「いいね。ゲーム配信も無いし、いこっか」
裕「いいなぁー、俺この後舞台の稽古....」
大「俺と光くんもテレビ収録だから無理だな...行きたかったのになぁー!!」
「まあまあ笑笑」
宏「仕事があることはいい事なんだから笑
俺もラジオ収録だし、雄也は....」
雄「俺も舞台稽古〜」
慧「あ、俺はなんも無いよ〜」
伊野ちゃんずりぃ!!
そう言われる伊野尾ちゃんに、ブツブツ言ってるみんな。
この変わらない日常が、とてつもなく好きだ。
変に元気でいる必要もなければ、何も考えず、ただひたすらに自分でいていいって、そう言ってくれる空間。
大好きな、メンバー。
大好きなグループ。
俺はこれを、この当たり前の日々を、
ずっと続けることができるって
____そう信じて疑わなかったんだ。
......これが最後になるとも知らずに。
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作者名:Alicia | 作成日時:2024年3月19日 23時