救済措置 ページ24
｢あ、ちなみに君たちは筆記試験を特別枠で受けてもらうことにするのさ！｣
｢特別枠？｣
｢ここの常識、学問、ここに来て日の浅い君たちに同じ試験を受けさせるのは酷だと思うのさ！
なんて言ったって雄英高校の偏差値は僕の毛並みの偏差値よりも少し低い70越えなのさ！｣
なるほど、
｢異世界人留学生枠……？｣
｢面白い例えをするね！まぁ、そう思ってもらえればいいのさ｣
これならレイナもきっと何とかなるだろう。
私は、ホッと安堵の息を今度は隠さなかった。
｢……レイナは兎も角として、オリンピアには必要ないでしょう｣
ふと、アイザワ先生が口を開いた。
｢A、と呼んで欲しいです。
オリンピアと言われると何だかザワザワするので｣
自身の苗字であるはずなのだが、何となく胸がザワつく。
｢自身の名前だろう｣
｢そうですが……お願いします｣
少し頭を下げるとアイザワ先生は困惑した表情をしながらも、
｢分かった。……まぁ、色々あるんだろ｣
何やら納得したように頷いた。
何に納得したのかは分からないけれど、了承してくれたのならこれ以上深追いすることもない。
私は礼を述べ、本題である必要ない、という文言について尋ねてみた。
｢簡単な話だ、財団の職員だったなら教養くらいあるだろう｣
あぁ、必要ないって救済措置の話ね。
｢どこまで常識が一緒か分からないですが、博士号は取得してますよ｣
私はアイザワ先生の問いに答える。
｢それなら試験自体要らねェんじゃねェか！？｣
答えに反応したのはプレゼントマイク。
アイザワ先生もミッドナイトも、そこまでは予想していなかったのか少しだけ目を丸くしていた。
ネヅ校長に関しては少し考える素振りをしてから、
｢いや、A君の言った通り彼女の世界と我々の世界の常識が何処まで一緒でそうでないのか分からない限り試験は必要なのさ！
……ただ、学問的には一緒だろうから個性因子に関する試験にさせてもらうのさ｣
腕を組んで縦に首を振った。
個性因子、少し、いやかなり研究したいとは思っていた。
｢分かりました。……研究資料をお借りしても？｣
｢勿論、僕の持っているものなら貸すよ、なんなら禁書もね。その代わり、SCPやアブノーマリティに関する資料を貸してほしい｣
｢正確な資料はありませんが、私の記憶の中のものでよければ｣
｢構わないさ！
……これでこの場で伝える事は全部なのさ！
後は住むところだね、女性だしミッドナイトに案内お願いするのさ｣
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怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - とくめーさんさん» あわわわ遅れてしまい申し訳ありません！！特大ヒントとして、��8桁の数字は4桁4桁で構成されています��更にいうと4桁の二進数を使用しています��「あ」なら00010001、「い」なら00010010、「か」なら00100001です。 (2021年12月4日 5時) (
レス) @page18 id: 6506a00938 (このIDを非表示/違反報告)
とくめーさん - ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ分からん！！！！！暗号！！！！助けて！！！！！ (2021年11月24日 0時) (レス) @page18 id: aa1c2c4600 (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - ぐうたら猫さん» これからも何かあればよろしくお願い致します！(図々しくてすみません……！) (2019年12月9日 13時) (レス) id: 059adea14e (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - ぐうたら猫さん» わわわありがとうございます！すぐ訂正します！ (2019年12月9日 13時) (レス) id: 059adea14e (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - こんにちは。猫です！ 誤字があったので、ご報告にあがりました！ 想定外の序盤付近、｢私達みたい｣が｢私達見たい｣になってました！ (2019年12月9日 13時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怒らないで委員会会長mAKA | 作成日時：2019年10月26日 5時
