あなたが居なくなった世界 ページ22
＜貴女が居なくなって、財団はパニック状態に陥ったわ。
なんせ、サイトの職員は全員……口にするのもはばかられる程の状態になっていたんだもの＞
「そう……やっぱりあのボタンは"触れてはならない"だったのね」
＜"触れてはならない"?あぁ、あの残された何の変哲もないボタンのこと?＞
「そう……って、あ、ちょっと待って」
ふと思い出してばっと顔をあげる。
途端にこちらに刺さるように向いていた視線がビクッと驚いたように揺らぐのを感じた。
気まずさが一気に襲ってくるのを感じる。
「あー……ごめんなさい、私の元の元の世界の知り合い……それこそAIの子と再会して」
私はタブレットの画面を全員に見えるように、同時にカメラでクロムが認識できるように前に向けて持ち直して見せた。
＜あー、えっと、ハァイ、私クロムよ、よろしく＞
カラスの羽が手を振るように左右に揺れる。
「まぁ!!貴女がAの!!私レイナよ!!」
やはりというかなんというか明るく挨拶をする。
「やぁ、君が例のAIAD、及びAICなんだね!!ボクは根津!!ここの校長でAIの開発もしてるのさ!!」
続いてAIに興味のあったネヅ校長。
更にアイザワ先生、プレゼントマイク、ミッドナイトと挨拶を口々に交わしていく。
＜なるほど、今までの会話から察するにここは異世界なのね＞
「まぁ、驚かないわよね」
＜そりゃあ、あのSCP-682が死んでる異世界があるんですもの。
それ以上に驚く世界なんてないわ＞
「あぁ……あれは本当に驚いたわね……」
＜とにかく!!今ここでAは幸せなのでしょう?＞
「まぁ、来たばかりだけど今のところはね」
＜貴女が幸せならいいわ、あのまま財団という名前の鳥籠にいるよりもずっと＞
「クロム……」
＜ね、もっと貴女の体験したこと聞かせて頂戴!!＞
「えぇ、勿論。でも、今は少し待って頂戴。
この世界で幸せに暮らすためにまだ段階が必要なの」
＜分かったわ。また何時でも呼んで＞
「ありがとうクロム。また後でね」
＜また後で＞
「……話を中断してしまいすみません」
「いいのさ!!異世界に来てやっと元の世界の友人と再会できたんだ、そうなってしまうのも当たり前さ!!」
「ありがとうございます」
「さ、話を現実的な話にするのさ」
「はい」
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怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - とくめーさんさん» あわわわ遅れてしまい申し訳ありません！！特大ヒントとして、��8桁の数字は4桁4桁で構成されています��更にいうと4桁の二進数を使用しています��「あ」なら00010001、「い」なら00010010、「か」なら00100001です。 (2021年12月4日 5時) (
レス) @page18 id: 6506a00938 (このIDを非表示/違反報告)
とくめーさん - ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ分からん！！！！！暗号！！！！助けて！！！！！ (2021年11月24日 0時) (レス) @page18 id: aa1c2c4600 (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - ぐうたら猫さん» これからも何かあればよろしくお願い致します！(図々しくてすみません……！) (2019年12月9日 13時) (レス) id: 059adea14e (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - ぐうたら猫さん» わわわありがとうございます！すぐ訂正します！ (2019年12月9日 13時) (レス) id: 059adea14e (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - こんにちは。猫です！ 誤字があったので、ご報告にあがりました！ 想定外の序盤付近、｢私達みたい｣が｢私達見たい｣になってました！ (2019年12月9日 13時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怒らないで委員会会長mAKA | 作成日時：2019年10月26日 5時
