再会 ページ21
一度アプリを落とすしかないかしら……?
そう思い、そろそろ指をホームボタンに伸ばしかけた瞬間、やっとトーク一覧が出てきた。
「雄英に着いたようだね、LIMEが出来ているということはそう言うことだろう?
また会える日を楽しみにしているよ!!何かあったら連絡してくれ!!A君にもよろしく伝えておいてくれると嬉しいよ!!!……ですって」
やっとか、と思うと同時にレイナの音読した内容に違和感を覚える。
"A君にもよろしく伝えておいてくれると"……?
それではまるでレイナにしかLIMEを送っていないかのような口振りではないか。
オールマイトはLIMEを送ってきていない……?
え、それじゃあこのLIMEは一体誰から?
改めてトーク一覧を見てみる。
「!!?」
呼吸を忘れそうになった。
「あ、アレクサンドラ……?」
予想していた通りオールマイトからは届いていなかった。
しかし、そんな事よりも重要なのはトークにアレクサンドラがいることだった。
慌ててトークを開くと、そこには一つのファイルが貼られていた。
C_rom.exe……?
恐る恐るタップをするとダウンロードが始まった。
保存先は……間のいいというかなんというか、"AI"のアプリに保存されたようだ。
今度こそホームキーを押し、AIのアプリを開く。
すると、待っていたかのように先ほどの拡張子ファイルを解凍し始めた。
解凍は思いの外早く終わる。
私は震える声でそっと彼女の名前を呟いてみた。
「あ、アレクサンドラ……?」
__00100011 10010101 01110011
「え」
__01010001 01110001 00010100
「……あ、あぁ名前!!」
見覚えがある数列に懐かしさを感じる。
「クロム……っていうのね?」
カラスの様なグラフィックをもつAI。
私はそう語りかけると、喜ぶように翼を広げて見せるアニメーションが起きた。
__00010001 10010100 00100011 00110001 10100011 01001010 10010001 01100001
00100011 10010101 01110011
「あれく……え、貴女アレクサンドラなの!?」
__01110101 01000101
「もと……ってちょっと待って」
暗号、読めるけれど時間がかかって仕方がない。
少しソースを覗かせてもらう。
言語のところを、ちょっと弄って……。
「はい、これでどう?」
＜助かったわ、ありがとうA!!＞
「いいえ、アレクサンドラ!!……クロムの方がいいのかしら」
＜私の本当の名前なの!!それにしても、嗚呼、貴女にまた会えるだなんて夢みたい!!＞
「同感だわ、クロム。でも何故ここに?」
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怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - とくめーさんさん» あわわわ遅れてしまい申し訳ありません！！特大ヒントとして、��8桁の数字は4桁4桁で構成されています��更にいうと4桁の二進数を使用しています��「あ」なら00010001、「い」なら00010010、「か」なら00100001です。 (2021年12月4日 5時) (
レス) @page18 id: 6506a00938 (このIDを非表示/違反報告)
とくめーさん - ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ分からん！！！！！暗号！！！！助けて！！！！！ (2021年11月24日 0時) (レス) @page18 id: aa1c2c4600 (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - ぐうたら猫さん» これからも何かあればよろしくお願い致します！(図々しくてすみません……！) (2019年12月9日 13時) (レス) id: 059adea14e (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - ぐうたら猫さん» わわわありがとうございます！すぐ訂正します！ (2019年12月9日 13時) (レス) id: 059adea14e (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - こんにちは。猫です！ 誤字があったので、ご報告にあがりました！ 想定外の序盤付近、｢私達みたい｣が｢私達見たい｣になってました！ (2019年12月9日 13時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怒らないで委員会会長mAKA | 作成日時：2019年10月26日 5時
