未完成の ページ20
数秒ロゴが表示されてから画面が出てくる。
私の世界にもあったメッセージアプリや、ブラウザ等様々なアイコンが画面の上に鎮座している。
使いなれた物から見慣れない物まで、どれも興味深いアプリばかりであったが一際目立つアイコンが一つ。
「AI……」
他のアイコンは緑や赤などそれぞれ所謂(ダウンロードさせるための)ポップな柄であるにも関わらず、
画面右下にある下に"AI"とかかれたアプリのアイコンはただただ無機質なアイコンであり、シンプルなのにそれが逆に異色な存在感を放出していた。
「そう!!我々は今教育用AIを造っているのさ!!そちらの世界にもAIはいたんだろう?
そこで開発を手伝って欲しいのさ!!」
「なるほど」
「協力してくれるかい?」
「えぇ、勿論です」
AIADとは長い付き合いであった。
その彼女ともう一度会えるなら、手伝う価値は充分にある。
そもそもこんな素敵なタブレットを頂いておいて手伝わないという方が不義理だろう。
「ねぇ、そっちのAIってどんな感じだったの?」
ふとした様にミッドナイトが尋ねてくる。
「こちらの世界のAIがどのくらいのものなのかは分かりませんが……」
ピロン、と音が鳴った。
答えようとした瞬間だったため間が悪い。
「えーと……メール?」
「LIMEじゃないかしら?」
ミッドナイトは私の持つタブレットを覗きこむ。
「頂いたばかりのタブレットにLIME……?」
「一応教師陣のIDなんかは交換して置いたけど、まだここのメンバーとオールマイトのIDだけなのさ!!」
「そうしたらオールマイトの可能性が高いですね」
「そうね、開いてみたら?説明はその後で構わないから」
「はい、ありがとうございます」
私はミッドナイトに促されてLIMEを起動する。
が、緑色に吹き出しが表示された画面のまま動かない。
重いわね……。
すると、
「いいわねA、私には来てないわ……あら?」
そういってレイナは羨ましそうに頬を膨らませた。
しかし、そう言っている彼女の元にもLIMEは届いたようで、私のと同じ「ピロン」という妙に間の抜けた電子音が響いた。
いそいそとLIMEを起動させるレイナ。
それは覚えているのか、そう思うよりも早く彼女のLIMEはあっさりと起動しトーク一覧を表示した。
え?
「あ、本当にオールマイトからだわ!!」
喜ぶ彼女を横目に私はタブレットの緑と白の画面を見つめる。
もしかしてフリーズ?
そんな不安をよそに彼女は嬉しそうにオールマイトからのLIMEを読み上げ始めた。
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怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - とくめーさんさん» あわわわ遅れてしまい申し訳ありません！！特大ヒントとして、��8桁の数字は4桁4桁で構成されています��更にいうと4桁の二進数を使用しています��「あ」なら00010001、「い」なら00010010、「か」なら00100001です。 (2021年12月4日 5時) (
レス) @page18 id: 6506a00938 (このIDを非表示/違反報告)
とくめーさん - ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ分からん！！！！！暗号！！！！助けて！！！！！ (2021年11月24日 0時) (レス) @page18 id: aa1c2c4600 (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - ぐうたら猫さん» これからも何かあればよろしくお願い致します！(図々しくてすみません……！) (2019年12月9日 13時) (レス) id: 059adea14e (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - ぐうたら猫さん» わわわありがとうございます！すぐ訂正します！ (2019年12月9日 13時) (レス) id: 059adea14e (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - こんにちは。猫です！ 誤字があったので、ご報告にあがりました！ 想定外の序盤付近、｢私達みたい｣が｢私達見たい｣になってました！ (2019年12月9日 13時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怒らないで委員会会長mAKA | 作成日時：2019年10月26日 5時
