想定外 ページ11
ここは広い。
扉も通路も何もかもだ。
トシノリに聞いた話、そしてショッピングモールで見た人たちからわかった事であるが個性には二通りあって、
例えば私達みたいにビームを出せる等の能力をもっている個性と、
恒常的に骨格自体に変化をもたらす個性に別れるらしい。
後者の個性を持つ人たちの中には結構な大きさな人もいた。
そういった人たちのためにこれほど大きな扉と通路があるのだろう。
生きやすい世の中だ。
……ここの人たちならSCPやアブノーマリティを倒せるであろうか。
「着いたぞ」
なんて夢物語を考えている間についてしまった。
ここに、この高校の校長がいる。
少し緊張している自分もいるが……、
「ありがとうございます」
来てしまった以上引き返せない。
元より引き返す気も無いが。
先にイレイザーヘッドが扉をノックすると、
「生徒が言っていた訪問者を連れてきました」
「入れてくれるかい?」
「はい」
2言3言会話をしてから扉を開け、私たちに中に入る様促した。
レイナと合わせて……と思ったが彼女は先に行ってしまう。
慌てて後を追うように部屋へ入ると、
そこには真正面に机と後ろを向いた(恐らく校長が座っているのであろう)椅子があり、その前に2人のヒーローが立っていた。
１人は少しチャラい男性、もう１人は妖艶な雰囲気を漂わせている女性だ。
「初めましてね!!校長先生!!……あら!!プレゼントマイクじゃない!!」
レイナが嬉しそうに話しかけるのは男性のほう。
「やっぱりあの時の魔法少女か!!YEAH!!」
案の定というか何と言うか声のボリュームが大きい。
「噂には聞いていたけど可愛らしいわね」
「貴女は?」
「私はミッドナイトよ、初めまして」
真夜中……か、コスチュームといい雰囲気といいぴったりかも知れない。
……それにしても、
「初めまして!!私はレイナよ!!」
「今回は匿名希望じゃなくちゃあんと本名を教えてくれるんだな!!」
……適応力が高すぎる。
やんややんやした空気に戸惑いを隠せず、先程までピリピリしていたはずのイレイザーヘッドと思わず顔を見合わせてしまった。
苦笑いしている所を見るに少し気が合いそうだ。
「ゴホン」
彼がそう仕切り直そうとすると、想定通りわざとらしい咳払いに一斉に視線がイレイザーヘッドに集まる。
……後ろ向きだった椅子でさえ振り返ったのは予想外だったが。
「あー……マウス……?」
しかも椅子に座っていたのがネズミだったのは更に予想外であった。
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怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - とくめーさんさん» あわわわ遅れてしまい申し訳ありません！！特大ヒントとして、��8桁の数字は4桁4桁で構成されています��更にいうと4桁の二進数を使用しています��「あ」なら00010001、「い」なら00010010、「か」なら00100001です。 (2021年12月4日 5時) (
レス) @page18 id: 6506a00938 (このIDを非表示/違反報告)
とくめーさん - ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ分からん！！！！！暗号！！！！助けて！！！！！ (2021年11月24日 0時) (レス) @page18 id: aa1c2c4600 (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - ぐうたら猫さん» これからも何かあればよろしくお願い致します！(図々しくてすみません……！) (2019年12月9日 13時) (レス) id: 059adea14e (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - ぐうたら猫さん» わわわありがとうございます！すぐ訂正します！ (2019年12月9日 13時) (レス) id: 059adea14e (このIDを非表示/違反報告)
ぐうたら猫(プロフ) - こんにちは。猫です！ 誤字があったので、ご報告にあがりました！ 想定外の序盤付近、｢私達みたい｣が｢私達見たい｣になってました！ (2019年12月9日 13時) (携帯から) (レス) id: e6816c78e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怒らないで委員会会長mAKA | 作成日時：2019年10月26日 5時
