私の力 ページ45
目を覚ますと、そこは管理人室であった。
「おはようございますA。よく眠れましたか?」
「アン……ジェラ」
「どうかしましたか私の顔をまじまじと見て」
「私、あの後どうなったの?井戸は?」
「貴女が意識を失った後、貴女の身体からコギトの様なものが勢いよく溢れ出しました。
やがてそれは噴水の様な勢いで貴女を押し上げ、そしてゆっくりと優しく下ろした後元の水位よりも若干高い位置まで戻りました。
井戸に貯まったものを調べた結果、高純度のエンケファリン、いわば無害なコギトでした」
「有害性は消えたのね……?」
しかし、私の中にまだアブノーマリティに似た力が渦巻いている、と、言うことは考えられることは１つ。
私がコギトを濾過したのだ。
「貴女は帰ることはできませんでした。しかし、意図せず計画が大きく前進しました」
「良かった……」
「それと、もう１つ気になることが」
「なに?」
「アブノーマリティの力が弱体化しているのです」
「!!」
「コギトの吸収を境に攻撃性が一気に減少しました。代わりにエネルギー量も僅かに減ったようですが、まぁこれは誤差の範囲内でしょう」
「実は、そのことなのだけれど」
「……何か心当たりでも?」
「私が、アブノーマリティの力を奪ってしまったかもしれないの……」
アンジェラは目を開き黄金の視線を向けた。
「つまり、貴女はアブノーマリティに変化する力の源を取り除いたと?」
「飲み込みが早すぎて助かるわ、えぇ、つまり、そういうこと」
「例えばどのような力が使えそうなのですか?」
「えと、なんとなくここに居るのと同じだろうなって力もあれば知らない力もある」
「ふむ、ほぼ全てと考えて良さそうですね……
……ということは逆行時計の力を使えるのでは?」
「あ」
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怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - 紅夜赤猫さん» ひぇっ見つけていただきありがとうございます……！ご期待に添えればいいのですが……！こちらも好きです！！(！？！？) (2020年6月14日 7時) (
レス) id: a3e985f800 (このIDを非表示/違反報告)
紅夜赤猫(プロフ) - ないだろうな.......とか思いながら探してたら神を見つけました。称えます。ゆっくり読ませていただきます。好きです（？） (2020年6月13日 22時) (レス) id: 65e183dcbc (このIDを非表示/違反報告)
ねこねここねこ(プロフ) - 怒らないで委員会会長mAKAさん» いえいえ、暗い雰囲気だから好きと言うわけではないから全然大丈夫ですよ！！頑張ってください！！！(こちら返信不要です！) (2019年10月26日 11時) (レス) id: 8dfe7db7a7 (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - テンパりすぎて文章が可笑しくなってしまった……すみません (2019年10月26日 8時) (レス) id: 970d62df08 (このIDを非表示/違反報告)
怒らないで委員会会長mAKA(プロフ) - ねこねここねこさん» ありがとうございます……!!恐らくヒロアカ編では明るい雰囲気にするつもりなので、もしかしたらご期待に添えないかもしれませんがこれからも頑張りますのでお願い致します (2019年10月26日 8時) (レス) id: 970d62df08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：怒らないで委員会会長mAKA | 作成日時：2019年10月8日 17時
