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004:博麗神社へ ページ4
(博麗神社……いつぶりかしら)
咲夜は主に言われた通りに博麗神社に向かいながら思い返す。
同時に、彼女は先程の主の言葉である、
『鏡に映るな』
の意味を考えていた。
わざわざ映るな、と言ったということは鏡に関連する異変なのだろう。
そこまでは容易く理解できた。
だが、
(鏡に関する能力、そんな能力を持つ者なんて……)
そこまで長い間幻想郷に居るわけではない彼女には鏡に関する能力を使う人は想像つかなかった。
_____新手か、それとも知らないだけか。
何はともあれ、異変とあらば博麗の巫女である博麗霊夢に任せるべきである、という主の考えに従い霊夢を連れてくるしか道は無いのだろう。
彼女はふと、阿求という少女の存在を思い出したが、まずは博麗の巫女、と思い直し、先を急ぐのであった。
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作者名：怒らないで委員会会長mAKA | 作成日時：2016年7月10日 4時
