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003:未知なる物、異変 ページ3
彼女が屋敷に入ると、そこには彼女の主であるレミリア・スカーレッドが仁王立ちしていた。
彼女は主の姿を認め、一瞬安堵の表情になるも、直ぐに警戒をした顔持ちになり、
「お嬢様、ご無事でなによりです。……館の方で一体なにが……?」
とたずねた。
その問いに主は首を横に振る。
「私にも正直よくわからない。ただ、見えてはいたのよ。だから、貴女を館に入れなかった。今思うと、とても正しい判断だった、そう思うわ」
その言葉は微妙に噛み合っていなかった。
彼女は口を開こうとしたが、それを主に遮られ、
「とにかく、言えるのは
『鏡に映るな』
ってことと
『博麗の巫女を呼んできなさい』
ってことだけね。いい?これは異変よ」
「……御意」
博麗神社まで出向くこととなった。
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作者名:怒らないで委員会会長mAKA | 作成日時:2016年7月10日 4時