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SJ[ジェミン次この子の監視員やってくれないか?]
いつものように新しく来るこの監視を頼まれた。
SJ[この子こう見えて大物のひとり娘できっと高値で売れる。
しかしねぇ〜
もう少し高く売りたいなって欲が出ちゃってね。
だから、少しここで置いて育ててから売ろうと思ってね。
怪我とかさせないでね?]
ソクジニヒョンは笑いながら俺とそいつを交互に見る
TH「ヒョン任せて〜
あ、この子暴れる?」
SJ[いや、まだわからないけど
お嬢様だし暴れることは無いんじゃないかな…?
じゃあ明日くらいにでも連れてくるよ]
それだけ言うとソクジニヒョンは仕事に戻って行った。
正直自分が今まで監視してた子たちは、暴れるは叫ぶはで精神おかしい子ばっかりで疲れてたから元お嬢様なら多分楽だな。
次の日になり、ガヤガヤしだした屋敷の様子を見てヒョンが例のお嬢様を連れてきたと察した。
ヒョンがいる所に向かうとまさかの地下室だった。
TH『ヒョーン僕地下やなんなけど〜』
元お嬢様なのに地下で面倒見るのかよ
地下室まで行くとその部屋には明らかに不釣り合いなほどに綺麗で華奢な自分と同じ歳くらいの女の子が居た。
しかし僕を見る目はこの歳に見合ってないほど暗い。
まるで死人の目。
この世界に希望を全く抱いてない
そんな目をしていた。
自分でも驚くほどに1人の女の子のただの表情ひとつで動揺した。
こんな目をした子を見るの初めてだった。
TH『こう見えて監視員なのいぇーい』
わざとらしく明るくしておまけにダブルピースまでした。
そんな俺を見る目はやはり暗い。
絶望しか移してないそんな色の目をしていた。
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作者名:みぬ | 作成日時:2020年6月12日 0時