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TH「ねえ君脱走しようとするの今日で何回目かわかってる〜?」
作り笑いとでも言えばいいだろうか。
そんな顔をしながら近寄ってくる監視員。
『近寄んないでっ!』
言っても多分意味が無い事は分かってるけど無意識に言ってしまう。
TH「ねね、ほらココ」
私の膝あたりを指さしてくる
TH「こんな壁登れるわけもないのに登ろうとするから血が出るんだよ〜
あらあら〜消毒持ってくるからここから動いちゃダメだからね〜」
この会話だけを聞けば優しい言葉に聞こえるだろうが決して優しくされてる訳では無い。
『あぁ〜
もうさ
いっその事殺 してよ』
こんな私の声なんて誰にも届かない。
届いたとしてもあの監視員のキムテヒョンとかいう男しかいない。
それにあいつは私を絶対に殺 さない。
むしろ毎回怪我の手当を手厚くしてくるし
少しでも体調が悪いもんなら付きっきりで面倒まで見てくる。
私はここから出る日はくるのだろうか
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作者名:みぬ | 作成日時:2020年6月12日 0時