初めての会話_自分磨き開始。 ページ3
るぅ「こんばんはー」
「…どうも」
どんどん声が小さくなってくる
こ、こんなので緊張なんてしたらダメだパク！
サラ「ちぃちゃん〜！こっちおいでおいで♪」
「ち、ちぃちゃん…？うんっ」
どうやら、＜ちび＞ということで略して
ちぃ、となった訳…かな
サラ「なに飲む〜？」
「ぅんー…お茶で」
サラ「そんなの飲むの？どうせなら炭酸飲もうよ〜？みんな炭酸だよ！？」
実は私、高校になっても炭酸が怖くて飲めない！
「えっと…苦笑」
いつのまにかルハン先輩も歌い終わっていた
るぅ「本人がお茶って言うならお茶でいいだろ？サラ」
サラ「やっぱり〜♡私も考えてたところなの〜！偶然ね♪」
るぅ「おう！」
本当に考えていたの？…でもお似合いだなぁ
こんなじゃ私は全敗…
全てがサラちゃんに負けているかも。
あ…、でもダンスだけは私が勝つ。
はぁ、自分磨き開始か！
女子力高めるって意外と難しいんだよね…
どんなことだろ…？
調べてみよっと
「よしっ((小声」
そう言いながら携帯を出す
じょしりょく、を、あげるためには、っと！
検索検索☆
基本は
タオルやティッシュ持ち歩く、かぁ
これは毎日してるしな〜
おしゃれな人になる！…………
「無理だ…」
サラ「えっ？どぉしたのぉ？」
「うっあー、えと、なんにもないよ！」
サラ「そうなの？なんかあったら言って？♪」
ぶりっこだな、相変わらず…(･･;)
「うんっ」
ふわぁ〜…
眠たい。思わずあくびがでて口を押さえる
帰ろっかな…ルハン先輩に会えたし！(*^^*)
することっていってもなにもないしなぁ
なんか言い訳して帰ろ〜っと
「…急に用事入ったから、抜けるね！ごめん、誘ってくれたのに。」
サラ「ん？あー大丈夫大丈夫、ばいばい」
男子の話に夢中で見ずに返事をした
ちょっと寂しかったり。
…友達との関係ってこんなもんだよね！
「ふぅ…」
ガチャ
よくある小説では、好きな人が追いかけてくるとかシチュエーションあるけど…
現実は難しい、思うようにいかないもんだなって改めて思う
さぁなにしよう！
「買い物…久しぶりに行こっかな」
ヒールをコツコツとならしながら道を歩く。
少し期待していたけど結局思うようにはいかず、
ルハン先輩は追いかけてこなかった________
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作者名：_hina_ | 作成日時：2015年11月21日 20時
