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綾人「ふふっ、ご冗談を。Aの夫になるのはこの私です貴方の出る幕はありませんよ」
ニコニコ笑顔の彼だが目が笑ってない
綾人はかなりイラついているようだ。
平蔵「いいや、Aの夫になるのはこの僕だ。」
鹿野院さんもニッコリ笑顔だが、いつもより声のトーンが低くこちらもイラついている模様。
A「あ、綾華…トーマ…」
名前を呼び、助けてと目線で訴える
……が、綾華は満面の笑みで私達のやり取りを静かに見守り、トーマにいたっては思いっきり視線をそらされた。
A(綾華はともかく、トーマお前だけは許さんぞ)
トーマ「あはは…………スミマセン…」
平蔵「それより、いつまでAの事抱きしめてるんです?彼女を離してくれませんかねぇ…」
綾人「嫌です」
そう言うと彼は私の背中に回している腕に力を込めた
A「ん……、綾人…恥ずかしい…離して」
綾人「照れてるんですか?本当に可愛らしい人ですね…でもこうやって私に抱かれているのは嫌じゃないでしょう?」
顎を掬われ、グイッと上を向かせられる。思った以上に距離が近くてカッと顔が熱くなる。
A「っ……!!!!」
トーマ「若、それ以上は虐めないであげてください。A様が困っていますよ。それと誤解を招くような言い方は控えてください」
綾人「心外ですねぇ、私はただAを口説いているだけで虐めてはいませんよ」
トーマ「本当に貴方って人は……」
平蔵「………」
綾人「おや、急に黙り込んでしまわれましたが…どうかなされましたか?」
平蔵「…………ねぇA」
名前を呼ばれたと同時に腕を思いっきり引っ張られ、今度は綾人ではなく鹿野院さんの腕の中におさまる
A「いきなり何を__!!」
平蔵「僕だけを見て_」
A「ん__っ!」
_唇に柔らかい感触、そして間近に見える彼の整った顔___
鹿野院さんにキスをされていると理解するのに時間はかからなかった___
ゆっくりと唇を離し首筋に顔を埋め強く吸われる
A「っ…ぁ……な、何やって…」
平蔵「クスッ、まぁAのファーストキスも奪えたし僕はここで失礼するよ!またね〜A!!」
彼はそう言うとこの場から去っていった…
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ねこ - 神すぎる!!!!えっっなのめっちゃ好きです!!できればアルハイゼンの話を見てみたいです! (2022年12月30日 16時) (レス) id: 82bce1c540 (このIDを非表示/違反報告)
アリスティア(プロフ) - ぼんぼんばくだんさん» (´^ω^`)wwありがとうございます!!!!!!! (2022年8月31日 23時) (レス) id: 45fc491838 (このIDを非表示/違反報告)
ぼんぼんばくだん - スゥゥゥ…… すきぃいいいいいいいいいいいいいいぁああああああああああさいこぉおおおおううううううううぅあああ神だぁあああああああああああぁここに神が、神がいるぞおおぉおおぁありがとうございますぅぁあああああ!!!!!(( (2022年8月29日 21時) (レス) @page35 id: 6ea26225bb (このIDを非表示/違反報告)
アリスティア(プロフ) - 雪音さん» 雪音様ごめんなさい!!!!把握出来てませんでした、今すぐ書かせてもらいます!!!!(明日までには書きます)本当に申し訳ありませんでしたm(_ _)m💦 (2022年8月29日 8時) (レス) id: 45fc491838 (このIDを非表示/違反報告)
雪音(プロフ) - それもそうなんですけどさらわれた夢主ちゃんを空くんが助けるのをもリクエストしてます。 (2022年8月28日 18時) (レス) id: 463afea792 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アリスティア | 作成日時:2022年4月3日 23時