【2j3j】愛の窒息死

浮気【短編集】hbc ページ8

︎❤︎ "誰、その人" (緋八さんが非常に最低な人になっていますが現実ではそんなことありませんご了承ください)




緋八マナ


「！？！？？！A！？！？！」


今日の夜、Oriensのみんなとご飯行ってくるな！と、任務に行く前にそう告げ出ていったマナ。

最近になってマナは夜ご飯を家で食べないことが多くなった。

別になにか疑っているわけじゃなかったし、マナを疑う前に私は完全にマナを信用しきっていた。


それが、それが良くなかったのかもしれない。


目の前にはマナとマナと腕を組んでいる可愛らしい女の子。


『、...き、今日は任務って、』


「そ、っれは、、」


分かりやすく目が泳ぐマナにあぁ、嘘だったんだと確信する。


ねぇー行こう？とマナの服を引っ張る女の子。



そうか、私は今2人のデートを邪魔した人間なのだ。


泣くのをどうにかして堪え、来た道を戻る。


『ま、って！A！！』


パシッと腕を掴まれたが、ここで振り返ったら私はもうこの人から本格的に離れられなくなってしまう。



『離して』



自分でもビックリするくらい低い声でそう放っていた。

私が普段出さないであろう声を出したからか、マナの手が一瞬緩み、その隙に振り払い、歩き出す。



もう、。マナには期待しない。


そう誓いながら家までの道を辿った。

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