【2j3j】愛の窒息死

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︎❤︎




佐伯イッテツ


「そ、れってマナくん、...デスカ？」


佐伯くんの言う、"それ" とは緋八さんとオフコラボの時に撮ったツーショットだった。


「オフコラボしてたのはもちろん知ってたけど、、」


声量がいつもよりなく、顔を見ればいかにも落ち込んでいる佐伯くんがいた。


ごめんね？と佐伯くんの目を見て言えば、


「.........俺とも撮りませんか」


『良いけど、...』


佐伯くん全然近くよってくれないじゃん、と呟く。


「ま、！！マナくんに取られるくらいなら！！！！！！！！」


じゃあ、と思い佐伯くんに近づけば、音を立てて後ろに1歩、2歩と下がる佐伯くん。

あれ、私たち周りに隠してはいるけど付き合ってるよね？？？


「ちょっと近いかも.....デス」


『でも緋八さんと撮った時と同じくらいの距離感、、』


「撮ります」


じゃあ、ともう1回近づけばやっぱり後退りする佐伯くん。


いつになったら慣れるんだろうなぁ、と思ったがAさんにだけにしか見せない佐伯くんが見れるって考えたら、？




加賀美ハヤト


「Aさん、少しいいですか？」


加賀美インダストリアルに務めて3年。

社長の加賀美さんに呼ばれ、心臓が分かりやすく鳴る。


なんかやっちゃったかな、とヒヤヒヤで足がすくむ。

あぁどうか解雇にはなりませんように。


加賀美「Aさん、お仕事中ごめんなさい」


『...だ、大丈夫です。え、っと、なに、か？』


恐る恐る加賀美さんを見れば怒ったような、悲しいような顔をしていた。


加賀美「.........他の方と距離が近すぎではありませんか、」


え、と思わず声が漏れる。


加賀美「隠してるからとは言え、...近すぎます」


拗ねたように言う加賀美さん。


『...、嫉妬ですか？』


加賀美「ダメですか？」


可愛いですね、と口に出せば、


加賀美「.....Aさんにしかこんなところ見せません」



独占欲の強い社長、みなさんはいかがですか？

悪夢→←嫉妬

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