【2j3j】愛の窒息死

熱 ページ3

︎❤︎ "熱出ちゃった"




三枝明那


「38度！？！？？待ってやばい！！！どうしよう！！！！

まず何すればいい！？冷えピタ？おかゆ？あ、病院！？」


明那、声頭に響く...と言えば、


「あ！！！！！.........ご、ごめん...」


声は静かになったが表情が焦りでまだうるさい明那に思わず笑ってしまう。


「なんで笑うの！？！？俺は早くAに元気になって欲しいんだけど！？！？！？！？」


明那さん、まず病人に対する声量を考えてください。




不破湊


「...Aちゃん顔色悪くない？体調悪い？」


会議中、隣にいた不破さんに小声で話しかけられる。

実は朝から少し体調が悪かったがまぁそこまで悪くもないし、と薬も飲まず家を出てきてしまったのが原因だろう。

大丈夫だよ、と作り笑いを浮かべ視線を戻せば、


「.......すみません、Aちゃん体調悪そうなんで会議中止にしてもらってもいいですか？」


なんで、と思い不破さんを見ればニコッと笑われ、更によく分からなくなる。


「無理しちゃだめ。病院行って診てもらって、薬もらって。
看病は俺がしてあげる。.....お礼？んーそうだなぁー...」




剣持刀也(学パロ)


「...っ！！大丈夫ですか！！！」


朝から体調は悪かったがなんとかここまで来ていたが、持久走の授業中耐えられなくなり倒れてしまった。


最後に見たのは今まで見たことない刀也の焦った顔。



「お前はほんとに！！！！！！！体調悪いなら休め！！！！」


目を覚ませば最初に映ったのは刀也の安心した顔。

かと思えばこれだ。説教祭りだ。


「僕が！！どれだけ！！心配したか！！！！！！！！！！！
ほんっとに心臓止まるかと思ったんですからね！！！！！」


今日は部活休んで送って帰ります、と刀也に言われる。

そこまで体調悪くないよ！と言えば、


「病人は黙ってろ。そもそも貴方は自分のキャパを知らないんですよ。いつもいつも無理してばっかで.............」


帰り道はずっと(愛のこもった)説教を聞かされたとか。

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