【2j3j】愛の窒息死

傷 ページ14

︎❤︎ "ヒーローである彼らを庇って重傷を負ったAさん"




赤城ウェン


「、ぇ？な、に、？Aちゃん、？.....なにして、」


敵を倒し終わり、油断していた隙を狙われた赤城さん。

それにいち早く気づいたAさんが赤城さんを庇う。


遠くに飛ばされ体を強く打ち付けるAさんを見て、


「....ゆるさない、ぼくの、僕の大切な人を傷つけて、！！」




宇佐美リト


「っ、...は？やめろよA、笑えねぇ冗談、、！！！」


いつもにこにこと笑顔を絶やさないAさん。

彼を庇ったことでいつものにこにことは程遠い顔でドサッと音を立てて地面に倒れ込む。


今にも死んでしまいそうなAさんを見て息を呑む彼。


「なぁ、...！笑えよ、いつもみたいに、、！らしくねぇじゃんかよ、なぁ！！！！」


目の前にはAさんを攻撃した敵。

彼の、宇佐美さんの目は復讐の色で染まっていた。



「、許さねぇ、...お前だけは、絶対、、！！！」




佐伯イッテツ



「...Aさん、！？！！」



Aさんの腹部から流れる大量の血。


早く止血をしないと死んでしまう。

そんなことは分かってる。俺が、俺が1番分かってるのに。


足が動かない。


自分が一生かけて守りたい人に、今、俺は守られた。



「、巻き込んで、ごめんな。絶対、ぶっ潰すから」




緋八マナ



「...、っ、は、はぁ、？笑えへん冗談、やめろや、なぁ、！」


油断していた、完全に。


一生かけて守りたい人に、俺は、俺は、、


「な、んで、俺が守られてんねん、、」


横には大量の血を流し倒れているA。



目の前にはまるで絶好の獲物を見つけた顔をする敵。




「、ははっ、俺の弱点、バレたか.......お前だけは絶対に許さへんからな」



俺の弱点は、一生かけて守りたいこの子だ。

・→←ヤンデレ ︎ ‎𖤐リクエスト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す