山口のお願い ページ25
月島 蛍 side
｢だから…なんでそうなるのさ｣
山｢ツッキー！お願い！！｣
家に帰る帰り道の事だ
明日の部内試合があるだけなのにお泊まり会をしたいと一点張り
｢Aに許可取らないといけないでしょ？
僕の意志だけじゃ決められないし｣
山｢そうなると思って……じゃん！！｣
見せられたのはLINEのトーク画面
山口〘金曜日お泊まり会開こうよ！〙
A〘土曜日試合だもんね、いいと思う！〙
｢なんで僕に言ってくれなかったの？山口｣
山｢ご、ごめんツッキー…！
だから最低限の荷物は持ってきてるんだ！｣
｢だからいつもより少し荷物多かったって訳か
Aがいいって言うなら…まあいいんじゃない？｣
山｢やったぁ！ありがとうツッキー！
念願のお泊まり会だ！！｣
｢山口うるさい｣
山｢えへへ…ごめんツッキー｣
｢ただいま｣
山｢…お邪魔しまーす！｣
ニコニコしながら山口が言うと
扉からひょこっと顔を出して
『おかえり…忠くん、許可貰えたんだね…！』
山｢うん！ツッキーがAちゃんがいいならいいんじゃない？って！｣
『私…？蛍くんがいいなら私は、お泊まり全然平気、だったよ…？』
なんで僕次第みたくなってるの
｢僕のことより、君の意思はないわけ？｣
『…っ』
山｢ちょ、ツッキー｣
強く言いすぎたか？
｢…ごめん言い過ぎt…『私も…』…？｣
謝ろうとしたら高い声がした
Aが喋ったのだろうと思い待っていると
『…お泊まり会…したことない、から…してみたかった(ｼｭﾝ)』
山｢(めっちゃ寂しそうに言ってる犬みたいで可愛い……)｣
｢だ、だったら…『…私、女の子…だし嫌かなぁ…って』…僕何回も言ってるけど…嫌だったらシェアハウスしてない、それに山口も来ないでしょ｣
夜ご飯のメニュー口に出してニコニコ幸せそうな顔してるくらいだから
山｢え？…ご、ご飯がきっかけではあるけど！
俺もAと一緒にいるの楽しいし、お泊まりしてもっと仲良くなりたかったんだ！｣
いきなり山口に話を振ったから驚きながらもちゃんと話し続けてくれた
Aは目を開いたまま驚いていたけどゆっくり笑顔に変わり
『…オムライス、たくさん作りすぎちゃったから食べよう…？』
少し照れながらそう言ってリビングに歩き出す
山｢オムライス…絶対美味しい！
こんな美味しいもの食べれてたお兄さんが羨ましい……｣
横で今まで食べたものを思い出して余韻に浸りながら、山口がそんなことを言っていた
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雫@杏仁豆腐(プロフ) - あああさん» 一気読みして頂けて有難い限りです！更新頑張りますので気長にお待ちください！！ (2022年1月13日 3時) (
レス) id: 8f51fd7ba3 (このIDを非表示/違反報告)
雫@杏仁豆腐(プロフ) - ともさん» コメントとっても嬉しいです！ありがとうございますありがとうございます〜！！リアルが忙しく更新できていませんでしたが、地道に更新していこうと思っております！ (2022年1月13日 3時) (レス) id: 8f51fd7ba3 (このIDを非表示/違反報告)
あああ - 今日一気読みしました！ とっても面白かったです！！！ 更新楽しみにまってます！ (2021年12月25日 8時) (レス) @page36 id: 10f6e45005 (このIDを非表示/違反報告)
とも - めちゃくちゃ更新楽しみにしてます！！！！！ (2021年10月14日 3時) (レス) id: 17c26d4027 (このIDを非表示/違反報告)
雫@杏仁豆腐(プロフ) - ayoshicopenさん» コメントして頂いてとても嬉しいです！！！(≧∇≦) 待っていてくださる方がいるんだなと実感しましたありがとうございます！更新遅くなってしまっていますが、これからもどうかよろしくお願いいたします！！ (2021年5月31日 21時) (レス) id: 8f51fd7ba3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雫@杏仁豆腐 x他3人 | 作成日時：2021年3月9日 23時
