青井葦人 ページ1
初めて出会ったのは小学生の時
東京から愛媛まで旅行で来ていた時砂浜でボールの弾く音が聞こえた
その音に吸い込まれるように砂浜へ駆け寄ると1人の男の子がサッカーボールを蹴っていた
地面を踏み、重心を移動させ、体をねじり、足を振る
無我夢中でボールを追いかける彼に私は恋をした
愛媛に滞在する間私は飽きずに毎日彼が1人でサッカーをしているところを見ていた
「なあ！」
『！！』
「お前サッカー好きなのか？」
初めて声をかけられた時すごく緊張した
だって彼は私の初恋の人で初めて話したから
葦「俺、青井葦人！お前は？」
『わ、私は篁A』
葦「Aって言うのか！よろしくな！」
太陽のような笑顔をうかべて何度も話し掛けてくれた彼にどんどん恋に落ちていったのは言わずともわかること
幼い頃からずっと1人で寂しかった私にとって彼に会うことは唯一の癒しだった
試合中の笑顔も悔しそうな顔も私との二人きりの時間も何もかも大切で
いつの間に彼から離れられなくなっていた
滞在日数は約１ヶ月
楽しかった時間はあっという間に終わり、東京に帰る日
葦「A、もう帰るのか？」
寂しそうに見つめる彼を思わず抱きしめたくなった
『うん、ごめんね。
……今度こっちに来れたら私と遊んでくれる？また一緒にサッカーで遊ぼうよ…！』
葦「！Aにもやっとサッカーの良さが分かったか！勿論！一緒にサッカーしようぜ！」
『うん！約束ね！』
あの短い期間で仲良くなった私よくやったよ本当
この時の約束のおかげで約5、6年後再会を果たすことになるのだから
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いちごだいふく(プロフ) - Tito77さん» そう言って頂けるだけでめちゃくちゃ嬉しいです！更新遅いの気にしてたので…ありがとうございます！頑張ります！ (2022年12月8日 6時) (
レス) id: 317a37bf32 (このIDを非表示/違反報告)
Tito77(プロフ) - コメント失礼します！ずっとalasの小説探してて、初めて出会ったのがこの作品でした！いちごだいふくさんのペースでゆっくりまったりでもいいので更新待ってます！素敵な作品ありがとうございます🫶 (2022年12月8日 6時) (レス) @page3 id: 0a77fdf8fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごだいふく | 作成日時：2022年9月7日 0時
