ひと恋

ユーキside ページ12

職員室に行くと
去年の担任の元へいった。



入学式の準備の手伝いをしてほしいとのことらしい。
　





新学期早々めんどくさいな。と思ったが
好きなものを奢ってくれるらしい。






そうと聞いたらやるしかない。
いや、元々やる気はあったよ？ほんとほんと。(笑)





だって、Aと一緒にいれるんだもん。
好きな人と一緒にいれるなら
たとえめんどくさいことでも頑張れる。






けど、Aは俺の気持ちに気づいてない。
まあ、隠してるから仕方ないか。(笑)






そんな１人ツッコミをしながらも、
昼飯をおごってもらおうと決めて
考えながら歩いてると、
あれ？A？





後ろを振り返ると
すこし後ろの方にいた。









「Aーーーー！なにしてんのーーー？はやくーーー！」





そう呼ぶと
軽く謝りながら走ってくるA
そんな小さなことさえ、好きで仕方ない。

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