28 ページ40
ユ「んーと、えっと、ちょっと待ってね、頭が追いつかない……………苦笑」
『ごめんね、中途半端で。けど、ユーキくんには、正直に思ってること話そうっておもって…………』
そういうと、慌てるユーキくん。
ユ「ん!?あ、別に攻めてるとかではないよ!?
というか、むしろなんていうんだろ、今凄いうれしい」
よくわからない………
そう思ってたのが表情にも出ていたんだろう。
ユ「あ、分かりにくいよね(笑)
いやだって、告白して揺れ動いてくれて、少しは俺をただのクラスメイトから、男の子ってことで、意識してくれたわけでしょ?
それだけで俺としては凄い嬉しいんだ。」
そういって、優しくはにかむユーキくん。
ユ「……………てことは、別に俺と付き合えないってわけではないんだよね?」
真剣な顔でみるユーキくん。
問いかけに静かに頷く。
ふぅーと息をはいて、再び口を開くユーキくん。
ユ「ちゃんとお返事、というか、思ってること言ってくれてありがとう。
その上でもっかい言わせて?
俺、Aのことが好きです。例え今好きな人がいても、俺のことを好きになってくれるように頑張るから、俺と付き合ってください。」
『………ほんとにいいの?だって、今はまだ他の人が好きなのかもしれないんだよ………?』
ユ「今はでしょ?俺は絶対振り向いてもらえるようにするよ。
そのためには努力惜しまない。だって好きな人のために頑張れるんだよ?」
そう優しく微笑んでくれるユーキくん。
思わず涙がこみ上げてきてしまう。
ユ「え!?なんで!?なんで泣いちゃう!?もう〜」
そういって、私を引き寄せて抱きしめてくれる。
『…………ユーキくんのことを好きになれるように頑張りたい………。こんな私でもいいですか?』
ユ「俺は、Aがいいの!!!!」
何度も優しく笑う彼を好きになりたいと思った。
そして、ユーキくんと付き合うことになった。
88人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
翠桃緋(プロフ) - utaさん» いえいえ。更新頑張ってください!! (2015年9月16日 17時) (レス) id: 13c53ab9a4 (このIDを非表示/違反報告)
uta(プロフ) - ご指摘ありがとうございます!今後チェック気をつけます。 (2015年9月16日 16時) (レス) id: c16ac7f9e7 (このIDを非表示/違反報告)
翠桃緋(プロフ) - オリフラはずしましょう (2015年9月16日 16時) (レス) id: 13c53ab9a4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:uta | 作成日時:2015年7月18日 1時