S-41:臣SIDE ページ43
ガチャっという音と共に
LIVE後の興奮冷めやらぬ
控え室の扉が開いた。
“お疲れさまです”と聞こえてきた声に
アノ人は少しだけ居住まいを正した。
可愛いとこあるなぁ(笑)と
ますますアノ人に興味が出る。
やっぱ一回さしで飲みに行かねぇと…
なーんて(笑)
涼子さんは控え室に
足を一歩踏み入れたと同時に後ろを振り返り
“いい加減腹くくりなさい”と言った。
涼子さんはその足でアノ人のところへ。
その後に続いて入って来たのは…
岩『え…めっちゃ可愛い…』
人『ちょっと!どこが丸い平和系なわけ!?レベル高過ぎ!』
岩『やっぱ涼子さんの周りにいる人はこうでなくっちゃって感じっすよね。健二郎さんも隅に置けないなぁ(笑)』
“何系の子か聞いたとき空気止まったから、ちょっと…な子かとおもったよねぇ(笑)”
悪気のない会話は盛り上がる。
とても大きな声で。
こうゆう時の
俺の予感は当たる。
隆『臣…?』
謎の美少女が扉の外を気にした瞬間
俺は控え室を飛び出した。
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作者名:KBZ | 作成日時:2015年10月4日 19時