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S-38:臣SIDE ページ40

なぜに沈黙。



『俺…なんか変なこと言いました…?』


おい、山下。
なぜにお前まで沈黙だ。



人『まるいへいわけい…』


岩『なんとなく分かってきた気がするわ…』


隆『早くstarting over 歌いたくなってきた』




隆二…

Aちゃんは地球ではないけどな…




『いや、でも可愛いよ』




だから、なぜ沈黙。




健『不思議と可愛く見えてくる系や』



人隆岩己E『『『『『みたい』』』』』



直己さんとELLYは
いつから聞いてたんだろ。



人『今日、涼子ちゃん来てたよね?たしか。セッティングしてもらお!』


岩『けど、大阪に住んでるんですよね?』


E『けど、昨日臣と健二郎くんが会ったってことは今はこっちにいるってことだよねー』


健『俺、直接連絡してみましょか?』





いや…ぜってぇ断るでしょ(笑)






隆『臣、なにニヤニヤしてんの?』



え?俺ニヤニヤしてた?


『いや、別に(笑) 』


隆『ふーん。ねぇ、丸ちゃん来てくれるかな?』


『隆二、丸ちゃんはやめろ。Aちゃんな、Aちゃん。ちなみにデビューからの俺のファン♡』









“登坂さんのファンでよかった”

あの時のAちゃんの表情と
凛とした声が蘇る。

ほんと丸い顔を
真っ赤にさせてたよな(笑)



『ふふっ』



その時の俺を
隆二がずっと見ていたなんて。

そしてその時から
隆二には何でもお見通しだったなんて。







その時の俺は知る由もなかった。

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作者名:KBZ | 作成日時:2015年10月4日 19時

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