これからこの子と【問答王】

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koサイド

pm1:30

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須貝さんから連絡があった直後、拓司くんが入店してきた。

このお店はよく仕事帰りに寄ってお菓子を買っていく、僕らシェアハウスメンバーお気に入りにのお店。まだ通って一年足らずだがお店の方に顔を覚えてもらっていて拓司くんの事も知っている。なので今回協力してもらった

買ってきて、と頼んだ品は焼き菓子の詰め合わせ。拓司くんの好きな物が沢山入っている

俺の変装は何とお店の人のご好意で、店員のエプロンをつけお店の人になりきっている。目が合わなければ気づかれないバズ

店員｢いらっしゃいませ！こんにちは、拓司くん。今日は1人なの？｣

伊｢こんにちは！そうなの！おつかい！｣

店員｢そっかー！何お使いするの？｣

伊｢えっとねー。……あ！これだ！これください！｣

店員｢はーい！ありがとうね！合計1320円になります！｣

伊｢1320えん……これでたりる？｣

店員｢うーん、あと100円あるかな？｣

あぁ、お金の勉強もしてきたけどやっぱり少し難しいか

伊｢100えん……あ！これ？｣

店員｢そう、それ！はい、ちょうど預かりました。ありがとうごさいました！｣

伊｢うん！ありがとー！じゃあ、ね、……？｣


あれっ!?目が合った?嘘でしょ!!

伊｢ねぇねぇ、あの人あたらしい人？｣

うぉぉぉ！ギリバレてない！

こう(裏声)｢い、いえ！今日だけ限定で働いてる、え、えっと辺田、辺田です｣

我ながら厳しいぞ、辺田は!!
ひっそりと通話してる先のメンバーも息を飲む音がする

伊｢……ふーん。そうなんだ！がんばってね！｣


セーーーフ!!危なかったけどセーフ！

こう(裏声)｢は、はい！ありがとうございました！またのご来店をお待ちしております！｣

伊｢ばいばーい！｣


……焦ったぁぁぁ
定員さんも相当焦ったようで息を吐いてる

こう｢す、すみません……｣

店員｢いえいえ！バレなくて良かったですね！｣

店員｢それより追いかけなくて大丈夫ですか？｣

あ！そうだった！拓司くんが家に帰るまでに帰れる人は帰って変装を解いとかねば！

こう｢ありがとうございます！また来ます！｣

店員｢はい！お待ちしております！｣

こう＜拓司くん、お店出ました！僕は別ルートで帰ります！＞

福＜了解！気をつけてね！＞

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