これからこの子と【問答王】

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kwmrサイド

こうちゃんと砂遊びできてテンションが上がってる拓司とお菓子を食べる

伊｢さっきね！こうちゃんとすなでね、おっきなどろだんごつくったの！こうちゃんのはツルツルしててすごかった！｣

笑顔で今日の出来事を教えてくれる。可愛い。基本的に僕は外で遊ばないから外での出来事を聞くのは楽しいし、拓司の様子を知るいい機会だ

伊｢拓哉くん。今日はこれであそぼ！｣

そう言って拓司が持ってきたのはいつかの動画で使った某Ｐを倒すために買ったルービックキューブ。
拓司を育てる事になってからいつでも拓司がオフィスに来れるよう一通りのおもちゃはあるのだが拓司がいつも持って来るのは僕らが使うようなものばかり。

拓司はオフィスによく来るからか、毎晩の絵本の読み聞かせのおかげか語彙力や理解力が高い。まぁ、元々が良かったのもあると思うが。ただ、あの頃と比べると成長とは素晴らしいなとつくづく思う。本当にあの時救えてよかった。この笑顔がなかったら、と思うとなんとも言えない恐怖に襲われる

伊｢………？拓哉くん？これだめ？｣

河｢あ、あぁ。大丈夫だよ。ごめんね、遊ぼうか｣

いつの間にか拓司を見つめてぼーっとしていたようで、その間にこれは遊んではダメだと思ってしまったようだ

伊｢……ほんとに？あそんでいいの？こまらない？｣

河｢大丈夫だよ。ちょっとぼーっとしちゃってた。よし！！拓司！これをマスターして他のやつ驚かせるぞ｣

伊｢うん！｣

まだまだ大人の顔色を伺うことが多いし、遠慮をしてしまってる。この子にはなんの遠慮もなく頼ってほしいし、ワガママも言われたい。時間はある。ゆっくりでいいからね、笑顔を増やしてこう





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作者です

ここまでお読みいただきありがとうございます。1人づつですがシェアハウスメンバー全員のサイドを書きたいと思っており、今回はkoちゃんとkwmrさんのサイドで進めました。次回は夜編でymmtさんとsgiさんにしたいと思います。

次回の更新は水曜日までにしたいと思います！

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