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「角名くんと話してて、みんなで鍋パしよ!ってなって!」

どうかな?と問うと銀島くんは「ええやん!楽しみやわ!」と言ってくれた。

そんな私たちの話を聞いて侑が「ええな!何鍋にする!!俺キムチがええ!」と入ってくる。

「誰も侑誘ってないし、勝手に決めないでくれます??」

半笑いでそう言えば

「角名!!!こいつまじ性格悪いで!!やめとき!?」

と侑が1組の方に叫ぶ

「何してんの!!ごめんって!!キムチね!わかった!!わかったから!」

元から侑を省く気なんてさらさら無かったけど最早私たちはいつもこの下りをやらないと気が済まなくなってるのかもしれない。

わかればええねん、と言う侑にもうつっこむことをやめて(人2)に治はどうだったか聞くのと、毎日すると決めた角名くんへの挨拶をしに1組に向かう。

「スルーんなや〜、どこ行くん!」

「1組〜」

ドアを開けて1歩踏み出そうとしたら、丁度教室に入ろうとしてる人がいるのに気づいて立ち止まった

のに

「あ!待て俺も行く!!」

そう言って後ろから突進してきた侑によって思いっきりぶつかってしまった

「うっ、わ!ちょと、!!」

どん、という衝撃に目をつぶる

かなりの勢いでぶつかってしまったから、相手もよろけて転ぶと予想していた私だったけど

相手の人はビクともせず、背中に手を回して支えてくれた。

相手の制服用のカーディガンに顔面が埋もれるのを感じて転ばずに済んだと安心したのもつかの間

「侑、あぶない」

「A大丈夫?」

そう上から降ってくる声は角名くんの声だった。

バッ、と音が出るくらい勢いよく離れようとしたけど回されてる手に阻まれて、逆に私を心配そうに上から見る角名くんと視線があってしまう。

「だ、だいじょうぶ!!ごめんね!角名くんこそ大丈夫!?」

「俺は全然大丈夫、」

「すまんなー!角名!」

呼吸の仕方すら忘れかけてる私を他所に能天気に侑が謝る。

「まじで俺じゃなかったらどうすんの」

「結果お前やったからええやんけ!」

「は?俺じゃなかったら侑のこと社会的に立ち直れないようにしてたわ」

「物騒なこと言うなや!」と言い合いをする2人に全くついていけない私。

もうそろそろ解放してもらわないと異常に早い鼓動が角名くんに伝わっちゃう、、

「ほんとにありがと角名くん。助かった、、」

そう告げると角名くんは

「気を付けてね。俺以外に突っ込んだらダメだよ」

っていった後、軽く侑を睨んでから1組に戻って行った。

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かなちょす(プロフ) - すすさん» コメントありがとうございます!書きたいところだけ書いてしまってるので本当に急展開で申し訳ないです(^^;)文才、、私も欲しいくらいですがお褒めの言葉ありがとうございます! (2021年1月4日 14時) (レス) id: 19fa65fe85 (このIDを非表示/違反報告)
すす - 展開が急なのに変な感じがしないのは、かなちょすさんに素晴らしい文才があるからなのですねぇ。、、、わけてください (2021年1月3日 18時) (レス) id: 34647cc332 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かなちょす | 作成日時:2021年1月2日 0時

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