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角名くんに聞こえないように(人2)に耳打ちする。

「25日ってクリスマスだよ!?!?」

「だからじゃん!!クリスマス一緒に過ごせるチャンスじゃん!」

「でも!「違う女の子に誘われてもいいの?」

やだ!!!!!

と叫びそうになって慌てて口を手で抑える。

「それはやだ、、」

「でしょ??私も嫌だもん治が誰かとクリスマス一緒に過ごしてたら」

だから!先に誘っとくの!と(人2)が言う。

、、、(人2)って治が好きだったの!?!?

さらっと!?そんなさらっと言う!?

「(人2)、私がお風呂上がったら事情聴取だよ」

「お〜怖笑笑」

「で!どう角名!」

「俺は別になんも予定ないしいいけど、」

その言葉にほっとする。

「じゃあ25で!!角名!邪魔してごめんね!私は部屋行くわ〜」

(人2)はそれだけ言うと手を振って部屋に入っていった。

邪魔してごめんって、、、笑

「なんか、25に決まったみたいだけどA大丈夫?」

「うん!私は丁度バイトも無いし大丈夫!」

「そっか、よかった」

「じゃあ、もうそろそろお風呂入ってくるね!」

「明日、侑と銀島くんには私から言っとく!」

「うん、ありがと。また明日ね」

「うん!また明日!おやすみ」

「おやすみ」

14:26と表示された画面をみて一息つく。

角名くんからのまた明日、おやすみのコンボはかなり効いた。

クリスマスなんて去年まではバイト先に来るリア充にメンタルを抉られて終わる日だったのに

今年のクリスマスはみんなと、、、

角名くんと

一緒に過ごせるんだ。

どうしよう嬉しくてにやけが収まらない

クリスマスまではあと2週間くらい

ほんのちょっとでも可愛くなれるようにしようと

今日は念入りにスキンケアをする事を決めてお風呂に入った。



次の日、朝練を終えて教室に入ってくる侑と銀島くんを見つけるなり私は2人に駆け寄る。

「朝練おつかれ様!!」

「おお!ありがとう」と返してくれる銀島くんに対して、「お前が駆け寄ってくるのキモいわ何企んどんねん」と私を手で追い払う侑。

「は?まじ乙女にそういうのやめた方がいいよモテないから」

「乙女なんておらんやろがここに」

ほんとに侑ってなんでモテるんですか???

銀島くん見習え???

そう思いながら侑を無視して銀島くんに話しかける。

「銀島くん25日部活終わったら予定ある?」

「25?何もないけど、、なんで俺の予定聞いたん?」

角名は??と聞いてくれる銀島くん。

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かなちょす(プロフ) - すすさん» コメントありがとうございます!書きたいところだけ書いてしまってるので本当に急展開で申し訳ないです(^^;)文才、、私も欲しいくらいですがお褒めの言葉ありがとうございます! (2021年1月4日 14時) (レス) id: 19fa65fe85 (このIDを非表示/違反報告)
すす - 展開が急なのに変な感じがしないのは、かなちょすさんに素晴らしい文才があるからなのですねぇ。、、、わけてください (2021年1月3日 18時) (レス) id: 34647cc332 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かなちょす | 作成日時:2021年1月2日 0時

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