九話 ページ10
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△月○日
汰乃くんにいじわるされた。
ワタシなにかしたかな？
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△月□日
きづいたら2日たってた。
何もおぼえてない。
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『お姉ちゃん』
「どうしたの？」
『すずの音がする』
「嗚呼、この前鈴買ったの。
あ、そうだ！一つあげるよ！私いらないから」
『ありがとう！』
もらったすずはとてもキレイだった。
「綺麗でしょ。何処かにつけるといいよ。
お守りらしいから」
『うん！』
ワタシはなくさないように手首につけた。
チリン…チリン…
ゆらすとキレイな音がなる。
ずっときいていたくなる。
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△月✕日
おぼえてる。おぼえてた
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今は友だちとかえってる。
「うわああああぁぁぁ！！」
『！？』「！？っ何？汰乃くん？」
汰乃くんがすごく大きな声をだしながら
はしってくる。汰乃くんはやいなあ。
「こないでこないでこないで！
イヤだイヤだイヤだイヤだ！」
『汰乃くんおかしいね？』
「…………うん」
汰乃くんは…
さくをこえてどうろにとび出した。
チリン…チリン…
たくさんのクルマがはしってた。
目のまえがまっくらになった。
友だちがワタシの目をふさいだんだ。
バキャァメキッゴッガキッゴキッ……
『ねえ何がおきてるの？』
「…あっ…あっ…あぁ…」
『カオナシ？』
友だちの手がはなれてく。
チリン…チリン…
……なんだろう。こういうの…あ、地獄絵図だ。
汰乃くんの体は汰乃くんだと分からないくらい
グチャグチャになってた。
きっとたくさんのクルマにひかれたのかな。
おどろくくらいワタシはいつもどおりだった。
あんなの見ちゃったらはいちゃいそうなのに。
ほら、近くのおとなの人がはいてる。
『ねえどうしてワタシの目をふさいだの？』
「分からない…。体がかってに……っ！
ちがうちがうわたしはわるくない！
だからそんな目で見ないでぇ…！」
友だちはワタシじゃなく
べつの何かをみて泣いていた。
友だちが見てたほうをみる。
とてもこわいかおをした鶴がいた気がした。
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△月△日
汰乃くんが死んじゃった
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桜(プロフ) - どっちも大好きだけど、どちらか選べと言われたらタ○ミ選びます。レ○ンも大好きです (2019年1月30日 19時) (
レス) id: f7e378869c (このIDを非表示/違反報告)
とろろ昆布(プロフ) - 小説には、関係ないですがツンデレの弟とはレ○ンさんですか！？タ○ミさんですか！？まぁ、どっちも好きだからどっちでもいいですが！私もFE大好きです！！ (2019年1月27日 10時) (レス) id: fb7bd13adb (このIDを非表示/違反報告)
桜(プロフ) - ありがとうございます！ここからどんどんヤンデレ加速させたいと思ってます！ (2018年12月29日 0時) (レス) id: f7e378869c (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 鶴さんのヤンデレぇ……最高です！ (2018年12月29日 0時) (レス) id: 58777ef85e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：暇なようで暇じゃないやつ | 作成日時：2018年12月20日 22時
