音色は今日も気まぐれに (ページ2)

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ep.1 ページ2

高地side

はぁ、、、

あ、1話冒頭から失礼します。髙地優吾です。

なんでため息をついているかというと、、、

ピンポーン♪

はい、反応無し。

うちのメンバーの音生Aにモーニングコールをしても電話に出ないから直接起こしに来ました

ちなみにAは普段ショートスリーパーなんだけど、月に2回くらいめっちゃくちゃ深い眠りに入って目覚まし時計とかだと起きなくなることがあるからたまに起こしに来ます

あ、メンバーは一応Aの部屋の合鍵持ってます

ガチャガチャ…

高地「Aー!!入るよー!!、、、っておい｣

玄関に入ると見覚えのある靴があった。

ズカズカと歩いて寝室を開けると、、、

『Zzz、、、』

田中「、、、Zzz」

寝室では同じくメンバーの田中樹が寝ていた。

高地｢A!! 樹!!｣

田中「んだよ、、うっせーな、、｣

高地「うるさいじゃなくて時間!!、、ってなんで樹いるんだよ!!」

田中｢、、え、Aに明日起こしてって言われたから？｣

高地「起こしてねーじゃん。むしろ2人仲良く遅刻するところだったから」

田中｢、、俺ら仲いいからねw」

高地「一旦黙ろ？」

まだ半分寝ている樹と話してると、唐突にAが起き上がった

高地「おはよう」

『、、おはよう』

田中「Aおはよー｣

『、、？、、なんで樹いるの？』

田中「はぁ!?」

樹が勢いよく起き上がる

田中「昨日Aが明日起こしてって言ったから泊まったんじゃん!!｣

『、、？』

田中「、、昨日のこと、覚えてないの？」

『うん』

田中「酷い! 俺が女だったらそのセリフ号泣だからな!!」

『、、こーち？お風呂入る時間ある？』

ガン無視だね。どんまい樹。

高地「んー？シャワーならいけるかも」

『じゃあ10分以内に終わらせる』

そう言って寝室から出て行く

『あ、そうだ樹』

田中「なに？」

『わたしだったら号泣だけじゃなくて、、SNSに匂わせて週刊誌に情報売ってインスタライブで喋りまくる、、事細かに』

田中･高地「、、、。」

『あはっ、嘘だよー』

田中「怖えわ!!」

高地「うわー、、怖ぇ」

満足そうに笑ってAはお風呂場に向かった

そう。この物語は気まぐれなSixTONESの紅一点を
俺たちが甘やかし時に甘やかされながら振り回されて過ごしているだけのお話です。