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夕暮れ。始めて見る部屋。
何だこの状況は。
否、これは自分が招いた状況、、
やってしまった。そう思った。
だって今目の前にいる彼は、
『あ、あの、俺の顔になにか着いてます、か、？』
「なんで俺に一目惚れしたの？こんな俺に。」
ド直球な質問に思わず飲んでいた麦茶に噎せる。
『ッ、ｺﾞﾎｯ、ッ、はぁ、え、あ、その、、』
思わず戸惑う。考えろ考えろ俺。
どうしてあんなことを言ったんだ。どうして、
あぁ、そうか、
『…、そ、その、遠くを見つめる目が儚くて
その、儚くて綺麗な貴方の横顔につい、』
「……、」
見つめられる。それと同時に胸が高鳴る。
「あ、そう。」
『へ？』
想像以上に浅い返事に思わず声が出る。
「俺の事、好きになっていいことないよ。」
『どうして、ですか？』
「汚れてるんだよ？俺。」
『……？』
言ってる意味が分からなくて首を傾げる。
すると何も言わずに彼は洗面所へ向かう。
『ちょ、何、してるんですか？』
「ちょっとまってて」
1分も経たないうちに帰ってきた彼。
その腕は
「こんな俺でも愛してくれるの？」
無数の赤い一本線が沢山散りばめられてて
おもわず息を呑んだ。
『ッ、…、それ、自分でやったんですか、？』
「そうだよ。つーかそれ以外にないでしょ笑」
フフッだなんて口元に手を添えて笑う君は
やっぱりどこか可笑しくて。
俺が、守らなきゃ。
柄にもないことを思った。
「ほらね、やっぱり、引いたでしょ？笑」
そう笑う彼に言った。
『もう、しないでください。貴方が傷つくと
どうしてか分からないけれど、俺の心も傷みます。』
「…、帰りな。もう暗いよ」
結局俺の声掛けに君は返事をしなくて
もう暗いよ。と言って指が示す先の夜空は
先程の晴天が嘘のようにどんよりと暗い色をしていた
彼の一言通り、玄関へ向かう。
『突然本当にすみませんでした。
あ、アイス、有難う御座いました。美味しかったです
良ければ、また会いませんか？連絡先、知りたいです』
自分でも驚くほど積極的。
「いいよ笑、はい」
と目の前で殴り書いた手紙を丁寧に受け取り
有難う御座いました。と深くお辞儀をして扉を閉めた。
どんよりとした空を見て
『雨降りそうだなー、』
『あ、明日から長期休暇入るじゃん。っしゃ』
ガチャ
『ただいまー、』
誰もいない自分の部屋に声を掛ける。
在り来りでは無い刺激的な一日が終わった。
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田 仲(プロフ) - ジャニオタさん» 感想有難う御座います^^年齢、！訂正しておきます^^;ご指摘ありがとうございます！ (2020年6月6日 8時) (
レス) id: f3e0507416 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニオタ(プロフ) - この小説とても良かったです！私も悲しい結末の小説は曖昧な方が好きです！１つ訂正なのですがニュースの年齢の所松村北斗(22)から松村北斗(24)になってました間違えではないのでしたらすみませんこれからも応援してます！ (2020年6月6日 8時) (レス) id: 5cba5617de (このIDを非表示/違反報告)
え - え、オリジナルじゃないんですか？ (2020年5月20日 23時) (レス) id: aa1d75e79b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：田 仲 | 作成日時：2020年5月6日 21時
