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彼奴が、もう俺の前で笑うことがないのは
言われなくても解った。
でも、まだ整理が追いついていなくって
助けて欲しいのが本音で、
無機質なロボットみたいに様態を言う医者に
苛立ったけど、眉を下げて、悲しくも、___なんて
言われたら、怒るに怒れなくて
俺はここまで来ても気にしいで、気づいかい魔なのか
と、人生で初めて自分に心底呆れた。
『っ、樹、今はやめよ、ね、？』
「でも、でも、心臓動いてんだよ！？！！」
『分かってるよ！！、俺だってそんなのわかってるし、助けて欲しいのが本音だよ？でも、現実見てよ！！！無理でしょ、？俺等は医者でもなんでもなくて、ここでは何とでも言えるよ？言えるし怒れるし、訴えることだって、そりゃ頑張ればできるよ。
でもさ、、それは、違うでしょ？
助けることが大事かもしれない。
でも、大我がそんなこと望んでる？
自ら落ちて、自ら選んだこの道を、俺たちの意見だけで
ねじ曲げて、またあの醜い世界を生きさせるの？
それは、違うでしょ？ね、？』
「でも、っ、でも、、っ、ごめ、、」
細くて、折れそうな手で顔を覆う樹。
「お話、続けても大丈夫そうですか、？」
『すみません、大丈夫です。』
「脳死判定が出たため、延命処置を続けるのかは、
関係者である貴方がたに問われます。
どうされますか。」
いきなり、俺たちからしたら酷な質問。
『すみません、時間をください。、』
「ですよね、焦らなくて大丈夫ですよ
最後にひとつお聞きしたいのですが、」
『っ、なんですか。』
「松村さんの身元は本人が所持していた免許証で分かったのですが、親御さんの連絡先が未だに不明で、、
ご存知でしょうか、？」
『すみません、知りません。』
「そうでしたか、すみません。
貴方達が倒れては元も子もないので、治療室を
手配して起きます、そこで心身ともに、休ませてくださいね。」
では。と言って俺たちより先に部屋を出ていく。
『っ、樹、行こ、？ね、？』
「うんっ、」
俺たちじゃとても予想出来ない未来が
刻一刻と迫ってた。
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田 仲(プロフ) - ジャニオタさん» 感想有難う御座います^^年齢、！訂正しておきます^^;ご指摘ありがとうございます！ (2020年6月6日 8時) (
レス) id: f3e0507416 (このIDを非表示/違反報告)
ジャニオタ(プロフ) - この小説とても良かったです！私も悲しい結末の小説は曖昧な方が好きです！１つ訂正なのですがニュースの年齢の所松村北斗(22)から松村北斗(24)になってました間違えではないのでしたらすみませんこれからも応援してます！ (2020年6月6日 8時) (レス) id: 5cba5617de (このIDを非表示/違反報告)
え - え、オリジナルじゃないんですか？ (2020年5月20日 23時) (レス) id: aa1d75e79b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：田 仲 | 作成日時：2020年5月6日 21時
